FMまいづる
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FMまいづるは、有本積善社が舞鶴市の一部地域を放送対象地域として実施する超短波放送(FM放送)の愛称である。 2013年(平成25年)に結成されたFMまいづる研究会の活動を受け、翌2014年(平成26年)から有本積善社を運営主体とするコミュニティ放送局を設立する活動を展開し、開局に至った。代表理事の有本圭志ら5人がマスメディア集中排除原則にいう支配関係にある。 演奏所(スタジオ)は舞鶴市円満字、西舞鶴駅近くの西市民プラザ2階にある。 送信所 送信所空中線電力設置場所放送区域親局 20W 舞鶴市(五老ヶ岳) 舞鶴市の一部 大浦中継局 10W 舞鶴市大浦 舞鶴市の一部 加佐中継局 10W 舞鶴市加佐 舞鶴市の一部 親局の呼出符号はJOZZ7BN-FM、呼出名称はまいづるエフエムほうそう 周波数は、すべて77.5MHz 呼出名称は「まいづるエフエムほうそう」だが、愛称は舞鶴市民が親しみやすい「FMまいづる」とした。放送地域は舞鶴市の一部で可聴人口は約8万人と称している。 インターネット配信はJCBAインターネットサイマルラジオによる。 開局時から番組制作で協力してきた京都三条ラジオカフェ(京都コミュニティ放送)とRadio Mix Kyoto(コミュニティラジオ京都)との間で、放送事業の連携を目的とした「コミュニティラジオアライアンス京都」を設立した。Radio Mix Kyotoとは、ワイド番組の相互ネットを実施している。 舞鶴市とは「災害時における緊急情報の放送に関する協定書」を締結している。 沿革 2015年(平成27年)9月30日 特定地上基幹放送局の免許を申請 2016年(平成28年) 1月22日 - 特定地上基幹放送局の予備免許取得 3月28日 - 15時43分より試験電波発射開始 4月13日 - 特定地上基幹放送局の免許取得 4月18日 - 開局、正午に放送開始、JCBAインターネットサイマルラジオによるインターネット配信も開始 4月22日 - 日本コミュニティ放送協会に加盟 11月4日 - 舞鶴市と「災害時における緊急情報の放送に関する協定書」を締結 2017年(平成29年) 3月31日 - コミュニティラジオ アライアンス京都設立 2021年(令和3年) 2月18日 - 大浦中継局・加佐中継局の予備免許取得5月に開局を予定していたが、固定局からの電波が加佐中継局では正常に受信せず開局を延期、光ファイバーによる有線接続で暫定的に開局するものとした。 10月27日 - 大浦中継局・加佐中継局の免許取得 10月29日 - 大浦中継局・加佐中継局が開局、防災ラジオの販売も開始 まいづる防災ラジオ 大浦中継局・加佐中継局の開局と同時に舞鶴市からの防災行政無線と連動した緊急割込み放送が可能になった。これに合わせ、FMまいづるでは緊急割込み放送を受信すると起動する防災ラジオ(緊急告知FMラジオ)の販売を開始した。FMまいづる専用で他の放送局は受信できない。
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