エフエムわいわいとは? わかりやすく解説

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特定非営利活動法人エフエムわいわい

行政入力情報

団体名 特定非営利活動法人エフエムわいわい
所轄 神戸市
主たる事務所所在地 神戸市長田区海運町3丁目3番8号
従たる事務所所在地
代表者氏名 西嶋 千秋
法人設立認証年月日 2011/01/20 
定款記載され目的
この法人は、阪神・淡路大震災経験をもとに、人種、民族国籍言葉宗教年齢、性、障がいのあるなしに関係なく、一人ひとりの市民自分らしく生きていけるように、コミュニティメディア活用して声なき声社会伝えとともに社会寛容性多様性促進し神戸市長田区から豊かな社会づくりに寄与することを目的とする。 
活動分野
保健・医療福祉     社会教育     まちづくり    
観光     農山漁村中山間地域     学術・文化芸術スポーツ    
環境保全     災害救援     地域安全    
人権・平和     国際協力     男女共同参画社会    
子どもの健全育成     情報化社会     科学技術振興    
経済活動活性化     職業能力雇用機会     消費者保護    
連絡助言援助     条例指定    
認定
認定・仮認定
認定   認定   旧制度国税庁)による認定   認定更新中  
PST基準
相対値基準     絶対値基準     条例指定()    
認定開始日:       認定満了日:       認定取消日:   
認定年月日:    認定満了日:    認定取消日:   
閲覧書類
監督情報
解散情報
解散年月日  
解散理由  

エフエムわいわい

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/17 13:40 UTC 版)

エフエムわいわい
愛称 FMわぃわぃ
コールサイン JOZZ7AE-FM
周波数/送信出力 77.8 MHz/10 W
本社・所在地
653-0052
兵庫県神戸市
開局日 1996年1月17日
廃局日 2016年3月31日
演奏所 神戸市長田区海運町3-3-8 たかとりコミュニティセンター内
送信所 神戸市長田区房王寺町4-1
中継局 なし
放送区域 神戸市長田区、
兵庫区、須磨区、中央区の各一部
ネット配信 SimulRadio
公式サイト http://www.tcc117.org/fmyy/

特定非営利活動法人エフエムわいわいは、兵庫県神戸市インターネットラジオを配信する非営利団体である。

かつては特定地上基幹放送事業者として、団体名と同じ放送局名で、神戸市長田区および兵庫区須磨区中央区の各一部地域を放送区域とする超短波放送(FM放送)のコミュニティ放送を実施していた。

概要

前身は、1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災で被災した神戸市で、震災直後から居住者に在日外国人が多い長田区を中心として、多言語放送を行ったミニFM[1][2]および、翌年から2016年(平成28年)にかけて同様の多言語放送を行ったコミュニティ放送局である。

1996年(平成8年)に放送局(現特定地上基幹放送局)の免許を取得してコミュニティ放送を開始[1][2]。当初の免許人は同名の株式会社であったが、2011年(平成23年)に事業譲渡により特定非営利活動法人がその地位を承継[3]した。

  • 放送局コンセプトは、多文化・多民族共生のまちづくり
  • 地元長田区を中心とした地域情報を提供するとともに、在日外国人との交流をテーマにした様々な番組編成を展開。
  • 放送時間は毎日11:00開始、曜日により22:00から24:00まで放送。
  • 放送業務の大半をボランティアが行う。
  • 番組編成の基本方針

県内コミュニティ放送各局とラジオ関西が共同で行っているラジネットひょうごにも参加し、情報交換を展開してきた。

可聴範囲は長田区と兵庫区・須磨区・中央区の各一部、放送エリア内世帯数は81,177世帯(2010年7月現在)。 J:COM 神戸・三木西神地区(周波数:77.2MHz)、神戸市周辺と淡路島のUSEN440(I-5ch)での再送信SimulRadioによるインターネット配信もしていた[4]

2016年(平成28年)にコミュニティ放送を終了、以後はインターネットラジオのみの運営[5]となった。放送時間は毎日12:00 - 20:00、主な番組を土曜日に放送し他の曜日は基本的に再放送のみ。

沿革

ミニFM局として
  • 1995年(平成7年)
    • 1月17日 - 阪神・淡路大震災発生
    • 1月30日[2] - 在日朝鮮・韓国人と日本人向けに朝鮮語をベースとしたミニFM「FMヨボセヨ」が開局
    • 4月16日 - ベトナム語タガログ語スペイン語英語日本語で番組を提供するミニFM「FMユーメン」が開局
    • 7月 - 両局が合併し、ミニFM「FMわいわい」開局
    • 10月 - 中国語放送開始
    • 10月14日 - コミュニティ放送局開局を目指すため、同日で一旦放送休止
この時点で7言語放送であった。
被災した在日外国人へのきめ細かい情報提供が評価され、井植文化賞・国際交流部門賞を受賞[6]
コミュニティ放送局として
  • 1995年(平成7年)
    • 12月12日 - 株式会社エフエムわいわい設立[7]
  • 1996年(平成8年)
  • 2008年(平成20年)7月4日 - SimulRadioに加盟
  • 2010年(平成22年)7月3日 - 特定非営利活動法人エフエムわいわい設立
  • 2011年(平成23年)
    • 1月20日 - 特定非営利活動法人エフエムわいわい設立の認証
    • 4月1日 - 株式会社エフエムわいわいから特定非営利活動法人エフエムわいわいに事業譲渡
  • 2016年(平成28年)3月31日 - コミュニティ放送を終了
インターネットラジオ局として
  • 2016年(平成28年)
    • 4月1日 - インターネット放送局として出発
    • 7月16日 - インターネットラジオ本放送開始

災害地域への支援

脚注

  1. ^ a b 「AM/FMラジオ情報ハウス」『ラジオライフ』第18巻第6号、三才ブックス、1997年6月1日、214 - 215頁。 
  2. ^ a b c 阪神大震災20年:地域FM、存続の危機 音の力、残したい 機器老朽化で寄付呼び掛け 毎日新聞 後藤豪 2014年12月22日
  3. ^ 電波法第20条第3項参照
  4. ^ 法人概要( FMわぃわぃ) - ウェイバックマシン(2015年5月15日アーカイブ分)
  5. ^ 震災1年後開局「FMわぃわぃ」ネット放送移行へ(神戸新聞NEXT 2016年1月19日) - ウェイバックマシン(2016年6月2日アーカイブ分)
  6. ^ これまでの受賞者 井植記念会
  7. ^ 会社情報(FMわぃわぃ) - ウェイバックマシン(2004年10月21日アーカイブ分)
  8. ^ 「災害時における多言語放送に関する協定」を締結 (神戸市 - 記者発表資料 平成28年3月29日) - ウェイバックマシン(2016年4月5日アーカイブ分)
  9. ^ FMわぃわぃ放送終了 法改正で責任、負担重く 毎日新聞 2016年4月2日(archive.isのアーカイブ:2016年4月6日収集)

関連項目

外部リンク



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