コミュニティFM局・その他
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「かつて日本に存在した放送局」の記事における「コミュニティFM局・その他」の解説
イベント放送局・臨時災害放送局については各々の当該項目を参照のこと。 エフエムこんぴら(香川県琴平町) - スポンサー不足などを理由として1998年11月30日の放送を最後に閉局。 沖縄市エフエムコミュニティ放送(沖縄県沖縄市) - 2004年4月1日にFMコザに事業継承。 高松シティエフエム(香川県高松市) - 2005年3月31日をもって同じ高松市の「エフエム高松コミュニティー放送(FM815)」に吸収合併され廃局。 宮崎シティエフエム(宮崎県宮崎市) - 経営状況の悪化と突然死去した代表者の後任問題から放送免許の更新を断念、免許満了日の2005年10月31日に廃局。 イセハラエフエム放送(神奈川県伊勢原市) - 経営難のため2006年3月31日を持って停波し閉局。 エフエムたまな(熊本県玉名市) - 経営赤字と代表者の病気(閉局後死去)のため、2006年4月30日24:00をもって電波停止、閉局。 仙台市民放送(宮城県仙台市) - 送信所・演奏所の移転費用捻出ができなかったことと後継者問題のため2007年1月19日から運用を休止していたが、2007年3月13日に廃止。 FMニセコ放送(北海道虻田郡倶知安町) - 経営困難のため2007年9月16日株主総会で解散を議決、9月22日をもって放送終了、9月30日に演奏所が撤去、2008年3月21日に廃止届受理。 五日市コミュニティ放送(広島県広島市佐伯区) - 通称「FMななみ」。広告収入不振で経営困難に陥り、2007年12月1日から放送休止、2008年3月31日廃局。 エフエムセト(香川県丸亀市) - スポンサー撤退などによる経営状況の悪化のため2008年4月13日に廃局。 名古屋シティエフエム(愛知県名古屋市中村区) - 高層ビル群による電波受信環境の悪化を理由に2008年6月13日に廃局。その後同じ周波数で放送エリアを名古屋市東区に移動した形で「MID-FM」を開局している。 名古屋中エフエムラヂオ放送(愛知県名古屋市中区) - 当初は通称「FM DANVO」として放送していたが、次第に在日ブラジル人向け放送にシフト。その後、通称も「Transamerica」に変更したが、世界的な不況の影響をうけ2009年4月1日より停波、7月17日に株主総会で会社の解散を決定。 南区コミュニティエフエム(北海道札幌市南区) - 通称「GreenFM」。約3,600万円の負債を抱え、2008年12月5日停波。 BIWA WAVE(滋賀県近江八幡市) - 通称「B-WAVE」。放送電波の送信出力を違法に増力、一時運用停止の行政処分をきっかけにした経営悪化が直接的な原因。2008年末で放送を終了する予定だったが、一旦は放送を再開した。しかし状況は変わらず2009年5月29日停波、6月11日廃止。 エフエム多摩放送(東京都多摩市) - 営業収入の逓減により設備更新費の捻出に目処が立てられず、さらに市からの支援も打ち切られたことから運営が困難となり、2010年3月31日をもって放送終了、会社は解散された。 かにかも放送(岐阜県可児市・美濃加茂市) - 「FMでんでん」。電波法違反による行政指導や不況の影響を受け制作番組が減少、消滅。音楽放送のみとなっていた2010年夏、豪雨災害をきっかけに事前予告なく停波した。放送免許上は同年11月の更新が行われず、運営会社の公式発表がないまま同年10月31日付で廃止。その約2年後の2012年5月に同じ周波数と放送エリアで、「FMラインウェーブ」が開局している。 貝塚コミュニティ放送(大阪府貝塚市) - 「SENSHU JOLLY FM」として開局したものの、不況の中で十分な経営基盤を築くことができず、2010年9月30日をもってコミュニティFMとしての放送を終了しインターネット放送に一本化した。放送免許としては同年11月の更新なく、同年10月31日付で廃止。 福岡コミュニティ放送(福岡県福岡市早良区) - 通称「StyleFM」。親会社の金融商品取引法違反容疑により経営が急速に悪化、放送免許の更新をせず、免許満了日の2010年10月31日に停波。放送局・運営会社の動向については不明。 天神エフエム(福岡県福岡市中央区) - 通称「FREE WAVE」。経営難の九州国際エフエム(通称:Love FM)の経営及び同社からの放送免許譲渡に伴い、コミュニティ放送としての事業は2011年1月1日0時に停波。 東京コミュニケーション放送(東京都渋谷区) - 通称「SHIBUYA-FM」。2013年1月11日より放送を休止し、半年後の7月9日、総務省関東総合通信局に廃止届を提出し、10日付で正式に廃局した。 エフエムさかい(大阪府堺市東区) - 演奏所が入居していた堺市所有の建物の指定管理者が交代するのを受け、放送継続を断念。2015年4月1日をもって廃局。 エフエムわいわい(兵庫県神戸市長田区) - ボランティアが中心になって運営しているが、放送法改正などの影響でFMラジオ局としての継続は困難と判断。2016年3月31日をもって コミュニティ放送を終了しインターネット放送に一本化。ただしFM放送の設備は維持し、災害時に臨時災害放送局として多言語放送できるよう神戸市と協定締結。 やまがたシティエフエム(山形県山形市) - 通称「Vigo FM」。山形市で2局目のコミュニティ放送局として運用されてきたが、2016年7月21日限りで放送を停止、直ちに総務省東北総合通信局に廃止届を提出して、翌22日廃止となった。 市川エフエム放送(千葉県市川市) - 愛称「いちかわエフエム」。かねてより厳しい経営環境下であったが、2011年に自殺した従業員への安全配慮義務違反があったとして2015年に千葉地方裁判所より損害賠償約3千万円の支払いを命じる判決を受けたことが影響し、2016年11月30日付で総務省関東総合通信局に放送休止を届出。翌日12月1日には、自己破産を千葉地方裁判所に申請し受理される。その後同局が使用してきた周波数・放送設備等は同県浦安市の「エフエム浦安」に事実上譲渡され、エフエム浦安は市川市に移転した。 FMなんじょう(沖縄県南城市) - 南城市が設備を整備したうえで業務委託を受けた(株)FMしまじりが免許を取得して公設民営方式で運営されていたが、契約期間の終了に伴い2018年2月28日をもって運営を終了。新たに南城市から業務委託を受けた南笑事が設備を受け継ぎ、同一周波数にて3月12日にハートFMなんじょうを新規に開局。一方、(株)FMしまじりは与那原町にてFMよなばるを3月25日に新規に開局。 長崎シティエフエム(長崎県長崎市) - 長崎市で2局目のコミュニティ放送局として運用されてきたが、2020年5月1日付で更新された総務省九州総合通信局における管内コミュニティ放送のリストから同局が削除され、遅くとも前日の4月30日までに事実上閉局したと見られているが、局側の公式発表や、閉局を伝えるマスコミ報道等は一切なされなかった。同局の無線局免許状も2020年10月31日付で失効したとみられ、総務省電波利用ホームページにおいて同局の無線局免許状の存在は確認できない。 エフエム津山(岡山県津山市) - 津山市で2局目のコミュニティ放送局として運用されてきた。2012年にも一度運用休止期間があり、この時は再開に漕ぎ着けたものの、8年後の2020年10月21日、同局は総務省中国総合通信局に、同月25日をもって廃局する旨の放送局廃止届を提出。当日23時をもって停波・閉局した。 エフエムひらかた (大阪府枚方市)- 枚方市が2022年(令和4年)度より放送委託料を打ち切ると決定したことを受け、自主運営や事業譲渡を模索したがスポンサーが見つからず、事業継続を断念。2022年2月28日20時00分に全放送プログラムを終了し、翌3月1日、停波・閉局した。運営会社は3月31日付で解散した。25年以上続いたラジオ局が閉局するのは日本で初。
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