そうごう‐しょうしゃ〔ソウガフシヤウシヤ〕【総合商社】
総合商社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 21:37 UTC 版)
「総合商社」は「ラーメンから航空機まで」といわれるように取扱商品・サービスが極めて多い。この点において、日本独自の業態であると言われる。 ただし、商社冬の時代を経て、旧来のような単純な貿易・販売や商社金融業務のほとんどは現在では子会社・関係会社に移管された。総合商社本社の業務内容としては、国内・海外企業への出資、経営管理、経営層を含めた人材の派遣、ITの蓄積やシステム開発など、事業持株会社やある種の投資会社に近い機能が多くなってきている。これらの機能を活かして、総合商社自ら新規事業を立ち上げることも多い。 現在、国内で一般的・慣習的に「総合商社」と呼ばれるのは下記の7社。(売上高・純利益:2021年3月期連結。千万単位以下は切り捨て/時価総額:2021年5月30日現在。千万単位以下は切り捨て) 会社名売上高当期純利益時価総額略称三菱商事 12兆8845億円 1725億円 4兆4809億円 「商事」 伊藤忠商事 10兆3626億円 4014億円 5兆2713億円 「伊藤忠」 三井物産 8兆102億円 3354億円 4兆1224億円 「物産」 丸紅 6兆3324億円 2253億円 1兆7170億円 「丸紅」 豊田通商 6兆3093億円 1346億円 1兆7844億円 「豊通」 住友商事 4兆6450億円 △1530億円 1兆9544億円 「住商」 双日 1兆6024億円 270億円 4280億円 「双日」
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