き‐けん【棄権】
棄権
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/09 02:10 UTC 版)
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棄権(きけん)とは、何かの物事に対する自分の権利を放棄・破棄すること。主に、選挙において有効な投票を行わないことや、大会などの行事に参加を表明した上で開始前・開催中に参加を取りやめる場合をいう。
概説
選挙・政治
選挙権は一般に有権者が行使可能な権利とされており、権利としての性質から行使しないことができる。選挙における棄権には、そもそも投票に参加しないことのみの狭義の棄権と、投票に参加しつつ意図的に白票などの無効票を投じる場合を含む広義の棄権がある。
議会のうち日本の国会などでは、法的には議長にも投票権があるにも拘らず、慣例として議長は投票しない(可否同数の場合は議長決裁権を行使する)。
公職選挙においては投票を義務とする義務投票制を設け、狭義の棄権に対して罰金や一定期間投票権停止などのペナルティを課している国も存在する(例、オーストラリア)。また一党独裁制やヘゲモニー政党制の社会では、反対票を投じることと同様に棄権も体制への不服表明とみなされ、棄権者が当局や社会から不利益な扱いを受ける恐れがあることから、法的な投票義務があるか否かを問わず100%に極めて近い投票率が記録される。
右翼や新左翼の中には、反議会主義の立場から棄権を呼びかける場合がある。外山恒一は政見放送で「どうせ選挙じゃ何も変わらないんだよ」と訴えた。また、一院制を支持する者は上院(日本における参議院など)のみについて棄権を訴えることがある。例えば大日本愛国党総裁だった赤尾敏は、参議院不要論の立場から自ら参院選に出馬した際も自身には投票せず棄権するよう呼びかけた。
スポーツ
陸上競技では、選手が大会の種目にエントリーしており、直前で体の不調や個人的な理由により出場権を辞退することを棄権と呼称している。
大型スクリーン版や、大会結果ページにはDNS【棄権】と表記されている。また、棄権と同じ部類に入る、DNF【途中棄権】もある。途中棄権とは、競技を実施中スタート後に選手になんらかの事態が発生した場合に出場を辞退することである。
関連項目
棄権
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 14:32 UTC 版)
任意の人に許される離脱方法。ゲーム中の任意の時に離脱できるが、そのゲームでは負けとみなされるので、そのゲームで貸し付けられた現金が借金として残る上、直前のゲームでの獲得賞金全額を事務局に返還しなければならない。
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「棄権」の例文・使い方・用例・文例
- いざ投票というとき彼は棄権した
- 投票の結果は賛成5, 反対4, 棄権2であった
- 棄権とは、コースから外れる権利です。
- 今度の選挙は棄権するつもりだ。
- 棄権が二票あった。
- いざ投票という時、彼は棄権した。
- 棄権する.
- 棄権.
- 棄権が 3 票あった.
- 議会はその協定を賛成 70, 反対 43, 棄権 7 の投票で批准した.
- 投票の結果は原案に賛成するもの 24, 反対 6, 棄権 1 であった.
- 権利を主張せずに棄権した
- 正当にいけば彼が後を取るのだが棄権して弟を立てた
- 投票を棄権する
- 彼は棄権により試合に負けた
- 競技を棄権した競争相手
- 競技を棄権する競技者
- 競技などを棄権すること
- 権利,要求の棄権
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