すいり【▽水▽入り】
みず‐いり〔みづ‐〕【水入り】
水入り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/25 16:43 UTC 版)
水入り(みずいり)とは、大相撲(十両以上の取組)において、長時間の取組(いわゆる大相撲)になり、疲労などのために取組に進捗が見られない状態になった際、行司が審判委員の同意によって取組を一時中断することである。水入りの「水」とは休憩中につける力水のことであり、水入りになることを「水が入る」ともいう。
注釈
- ^ 通常は二番後だが、取組が二番しか残っていない場合は一番後。一番しか残っていない場合は残りの取組を行わずに取り直す。当然最後の取組(結びの一番)で2度目の水入りとなれば他の取組を挟まない。
出典
水入り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 23:17 UTC 版)
(「水入り」の部分は省略されることが多い) しばらくして、意休が三浦屋から出てくる。助六は待ち伏せしていた。立ち回りがあって、助六は意休を切る。たまたま通りかかった人が意休の死体を発見するが、助六はその通行人の提灯を切り落とす。追手が助六を捜索する。舞台下手に天水桶がある。助六はその天水桶の中に隠れる。ザブーンと水が派手にこぼれる。桶から出る。当然水浸しである。追手に見つかる。と、揚巻が急いで近づき、全身で助六を隠す。追手が去る。助六は気を失っているようである。揚巻は助六に気付けの水を含ませて、肌と肌を合わせ、じっと抱きしめる(濡れ場)。友切丸は助六の手に入り、捕り手が出てきて助六、揚巻による引っ張りの見得で幕となる。 美男の八代目市川團十郎が水入りを演じた際、天水桶の水を江戸中の婦女子が買いもとめたという。 戦前、劇団前進座は「濡れ場」の場面を復活させようとするが、警察の検閲で猥褻とされかなわなかった。戦後の昭和21年7月、大阪歌舞伎座の公演で復活された。
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