若者頭
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若者頭(わかいものがしら)とは、大相撲において、力士養成員の監督にあたるとともに、相撲競技その他に関し、上司の指示に従い服務する者をいう[1][2]。力士や行司などと同様に各相撲部屋に所属する。日本相撲協会の正規協会員ではなく嘱託職員という扱い。相撲部屋の日常では「かしら」と呼称される[3]。
注釈
- ^ 1960年1月場所では12人の若者頭が在籍している。
- ^ 1996年(平成8年)11月には小結・旭道山が現役力士のまま第41回衆議院議員総選挙に立候補して当選し、当選後に「引退」している。
出典
- ^ 日本相撲協会寄附行為施行細則第41条
- ^ 田中亮『全部わかる大相撲』(2019年11月20日発行、成美堂出版) pp.90 - 91
- ^ 田中亮『全部わかる大相撲』(2019年11月20日発行、成美堂出版) p.90
- ^ a b 読売大相撲 昭和40年5月号 若者頭物語り
- ^ 日本相撲協会寄附行為施行細則第68条
- ^ 日本相撲協会寄附行為施行細則停年退職規定第8条
- ^ 雑誌「相撲」、平成14年10月号、年寄名跡の代々濱風より
- ^ 虎伏山が若者頭に職務変更 相撲協会が人事発表 - 日刊スポーツ 2020年4月2日
- ^ 「元十両白岩が腹部大動脈瘤破裂で死去64歳 本場所などで運営補佐を務める「若者頭」 秋田県出身」『日刊スポーツ』、2022年2月18日。2022年2月18日閲覧。
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