NHK_G-Media_大相撲ジャーナルとは? わかりやすく解説

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NHK G-Media 大相撲ジャーナル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/02 06:03 UTC 版)

NHK G-Media 大相撲ジャーナル』(エヌエイチケイ・ジーメディア・おおずもうジャーナル)は、NHKグローバルメディアサービスが編集し、(株)アプリスタイルが発売していた大相撲の雑誌である。

NHKでは『大相撲中継』に連動する形で、長年NHKサービスセンターが『別冊グラフNHK』のち『別冊ステラ』として雑誌『大相撲中継』を発行していたが、2010年から2011年にかけての野球賭博や八百長などの不正事件の関係もあり、2010年12月発刊の初場所展望号を最後に休刊した。「相撲界を取り巻く現状を総合的に判断して休刊にした。本場所が再開され、かつNHKの大相撲中継が実施される場合、改めて発刊することを検討する」としていた。

休刊から2年が経過した2013年5月、名称を『NHK G-Media 大相撲ジャーナル』と改めて復刊[1][2]。休刊前最後の編集長でもあり、長年大相撲の実況中継に携わった元アナウンサーの緒方喜治が続投する形で編集長に就任した。復刊について、緒方は「休刊中に1横綱・3大関が誕生するなど、相撲界の人気も上向いてきた」と説明している。

復刊当初は、各場所の番付発表にあわせて刊行という、隔月刊方式をとっていたが、2015年7月から月刊に移行した。

発行元については、創刊当初から2014年夏場所展望号(2014年4月売)まではイースト・プレスが担当していたが、同年名古屋場所展望号(6月売)以後はアプリスタイルに変更された。

2017年3月の春場所決算号をもって『NHK G-Media 大相撲ジャーナル』は終了し、NHKグローバルメディアサービスは2017年5月の夏場所展望号より新たに毎日新聞出版を版元とした新雑誌『NHK G-Media 大相撲中継』を発売することになった[3][注 1]。またアプリスタイルも、新たに報知新聞社[注 2]と提携し、元『大相撲』記者の長山聡が編集長を務める『スポーツ報知 大相撲ジャーナル』として継続発売することとした[4]。その後、2020年7月号を最後に実質的に隔月刊(偶数月発売)に戻り、2021年1011月合併号以後はスポーツ報知との提携関係も解消、冠なしの「大相撲ジャーナル」として引き続き刊行されている[5]

これにより、ベースボール・マガジン社相撲』と合わせて3誌が競合する、2009年以前の状況と類似することになった。しかし2024年10・11月合併号をもって休刊となる。

紙面の体裁

主なコーナー

角界ジャーナル
日本の大相撲に造詣の深い相撲愛好家やスポーツジャーナリストらが毎回3人登場し、1つのテーマについての論説を行う。
特集
紙媒体の特性を生かし、大相撲の歴史や文化などについて取り上げる。
観戦ガイド
最新の全関取(十両・幕内)の名鑑。それに付随した現役の年寄衆、歴代立行司、相撲愛好家など月替りの3組による座談会も掲載される。
新・素顔総見
藤井康生が大相撲力士の素顔に迫るインタビュー記事。
発気よいレイコのSUMO SNS
横野レイコが力士の持っているブログTwitterFacebookなどのページを紹介する。

その他

  • 発行: 原則として偶数月20日発行→毎月30日発行(実際には番付発表日と千秋楽の3日後が基本=『相撲』誌とそろえるようになっている)
  • 定価: 税込み880円か980円
  • サイズ:B5正寸・あじろ綴(背表紙付)128ページを基本

脚注

注釈

  1. ^ 毎日新聞は1937年~1941年、1954年~1963年までサンデー毎日臨時増刊の形で、場所毎に年2回~6回相撲雑誌を発行していた。
  2. ^ かつて『大相撲』を発行した読売新聞社のグループ会社(持株会社の傘下ではない)

出典

外部リンク


NHK G-Media 大相撲ジャーナル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 07:31 UTC 版)

NHKウイークリーステラ」の記事における「NHK G-Media 大相撲ジャーナル」の解説

2013年5月23日NHK上記事情により休刊した『NHK大相撲中継』を同年6月19日より誌名変更の上復刊させることを発表した

※この「NHK G-Media 大相撲ジャーナル」の解説は、「NHKウイークリーステラ」の解説の一部です。
「NHK G-Media 大相撲ジャーナル」を含む「NHKウイークリーステラ」の記事については、「NHKウイークリーステラ」の概要を参照ください。

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