初土俵とは? わかりやすく解説

初土俵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/03 06:00 UTC 版)

初土俵はつどひょう)とは、大相撲界に入門した力士呼び出し行司床山などが初めて土俵に上がること。床山など土俵上で仕事をしない場合は「入門」ともいう。






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初土俵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 02:11 UTC 版)

大鵬幸喜」の記事における「初土俵」の解説

1956年9月場所にて初土俵を踏んだ同期には後の大関清國小結沢光前頭の大心、玉嵐らがいる。入門当初より柏戸と共に横綱実の大器評されており「二所ノ関部屋プリンス」「ゴールデンボーイ」などの愛称与えられた。序ノ口時代から大幅な勝ち越し順調に番付上げていき1958年3月場所では三段目優勝十両目前の西幕下2枚目まで番付上げていた同年9月場所では3勝5敗で負け越したものの、取的時代負け越しはこの1場所のみでそれ以外全て6勝以上挙げている。東幕下筆頭となった1959年3月場所で6勝2敗と勝ち越して十両昇進決めた。初土俵から幕下時代までは本名の納谷で土俵上がっていた。三段目時代飲みに出かけた時に当時角界では未成年飲酒珍しくなかった両国界隈バーで「伊勢ノ海部屋富樫(のちの柏戸)はいい力士だ、あれは絶対横綱になる」と耳にし、それから柏戸を越すことを目指し稽古打ち込んだ1959年昭和34年)に新十両昇進が決まると、四股名付けてもらえることが決まったその四股名は故郷北海道因んだ物を付けるのかと思っていたところ、二所ノ関から「もっといい名前がある。『タイホウ』だ」と言われた。「どんな字を書くんですか?撃つ大砲ですか?」と質問すると、「それは『オオヅツ』と読むんだ」と言われ同時に大砲万右エ門の話をされたという。そしてこの時に大鵬」の字とその意味教わっている。大鵬の意味は、中国古典荘子 逍遥遊」にある「之大不知千里也、化而為、其名為大鵬コン伝説上の巨大な魚)は大いに之(ゆ)き、その千里知らずや、而して化けすと、その名は大鵬と」とあり「翼を広げる三千里ひと飛びで九万里天空飛翔する)」と言われる伝説上の巨大な鳥由来する漢書好きな二所ノ関にとって最も有望な弟子に付けるべく温存していたもので、その点では二所ノ関期待以上によく育ったと言える

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初土俵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 09:26 UTC 版)

貴闘力忠茂」の記事における「初土俵」の解説

1983年昭和58年3月場所本名の「鎌苅」を四股名として初土俵を踏み1989年平成元年3月場所後に新十両昇進決めたこの際四股名を「貴闘力」と改名した。なお、当初藤島から「貴闘心(かとうしん)」と聞かされており、色紙にもそのようにサインしており、新十両力士発表の際に「貴闘力」と改名することを知ったという。 この頃から嫌いだった賭博に対して貴闘力は「少しくらいなら良いか」という安易な気持ち手を染め次第午前中稽古が終わると午後競馬競艇、夜は部屋麻雀をする生活を続け、「当たる」ことしか想像出来なくなって年収の9割を賭博費やした1989年平成元年)の十両昇進のときは、化粧まわし着物などをつくるために地元から集めた400万円預けていた人に持ち逃げされギャンブル使われてしまった。師匠借金申し込んだ貸してもらえず、手元残ったお金馬券を買い、当たりを出して再び工面をしたという。

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