四十八手

実用日本語表現辞典

四十八手

四十八手（しじゅうはって）とは、元来相撲における勝負を決める技の総称であり、頭、手、腰、足の四つの部位を使った12の技の変化を含むことからこの名がある。2024年1月現在では、日本相撲協会により82種類の決まり手が公式に認められている。また、四十八手は、目的を達成するための多様な手段や戦略を指す言葉としても用いられる。さらに、性的な文脈においては、性交の体位を指す際にもこの表現が使われることがある。このように、四十八手は複数の文化的背景を持つ表現であり、その使用は文脈によって異なる。

（2024年1月26日更新）

四十八手

読み方：しじゅうはって
別表記：48手

多種多様な技。手段や手管を数多く持っているさまなどを意味する表現。元々は相撲の決まり手に関する語で、後に性交の体位の種類などに転用された。

（2011年8月3日更新）

デジタル大辞泉

しじゅうはっ‐て〔シジフハツ‐〕【四十八手】

読み方：しじゅうはって

１ 相撲で勝負をきめる技の総称。古法では、頭による反り、手による捻(ひね)り、腰による投げ、足による掛けの四手に、それぞれ12種の変化があるとする。現在、日本相撲協会は、82種を決まり手と定めている。→決まり手

２ 目的をとげるための、種々の手段・駆け引き。「セールスの—を尽くして売り込む」

隠語大辞典

四十八手

読み方：しじゅうはって

1. 角力の四十八手から転じて、種々の手段をいう。

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ウィキペディア

四十八手

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/07/20 15:53 UTC 版)

四十八手(しじゅうはって)とは、相撲における決め技のことで、室町時代からその名が見られる。古来の日本では、「縁起の良いたくさんの数」として48を使用した。初期のこの呼称は、正しく技の数を数えてのものではなく、ただ単に「相撲の技の数は多い」「縁起よく48」などという意味だったと考えられている。

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「四十八手」の例文・使い方・用例・文例

• （相撲の）四十八手裏表
• 四十八手裏表
• あの人は世間の四十八手の裏表を心得ている