外無双とは? わかりやすく解説

そと‐むそう〔‐ムサウ〕【外無双】

読み方:そとむそう

相撲きまり手の一。四つに組んだ上手で相手差し手抱え自分差し手抜いて相手反対側の足のひざの外側手のひら当て、からだをひねって倒す技。


外無双

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/28 13:14 UTC 版)

外無双(そとむそう)とは、相撲決まり手のひとつである。自分の右(左)手で相手の右(左)足の膝の外側を払いながら相手の差手を抱えて捻り倒す技[1]。10年に一度出るか出ないかといわれるが、近年では旭鷲山がたまに決めていた。古くは二子岳が使っていた。

当決まり手は、近年では次の事例を最後に1度も出ていない。

相撲の決まり手や禁じ手を紹介する花相撲の定番演目である初切では、完全には決まらないが外無双を披露するシーンがある。

高無双

現在の公式決まり手ではないが、現在公式の決まり手の外無双に含まれるもののうち、当てる手が腿の高い位置である場合は、高無双(たかむそう)と呼ばれた。

公式決まり手制定以前の取組において、「高無双」として報道・記録された取組は次の通り。[2]

レスリング・格闘技における外無双

立ち技での外無双は相撲と大差はないが、レスリングではお互いが膝立ち状態になり膠着する場面があり、これを打破するために膝立ちからの外無双が有効で、これで勝敗が決する場面もしばしば見られる。

柔道背負落一本背負投にも外無双を使った技がある。

脚注

  1. ^ 『大相撲ジャーナル』2017年7月号 p76
  2. ^ 近世日本相撲史

関連項目


外無双

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 15:53 UTC 版)

四十八手」の記事における「外無双」の解説

右(左)差し手抜いて相手の右(左)膝の外側手のひら当て、左(右)手で相手の右(左)差し手しっかりと抱えて捻り倒す。

※この「外無双」の解説は、「四十八手」の解説の一部です。
「外無双」を含む「四十八手」の記事については、「四十八手」の概要を参照ください。

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