腰砕けとは? わかりやすく解説

こし‐くだけ【腰砕け】

読み方:こしくだけ

相撲で相手が技を掛けていないのに、自分からバランス失い、腰をつき、手を後ろにつくこと。

物事中途でだめになり、あとが続かなくなること。「計画が—に終わる」


腰砕け

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/28 02:12 UTC 版)

腰砕け(こしくだけ)とは、相撲の勝負結果。現在82手(2000年12月以降)が定められる決まり手とは別に、相手が技を仕掛けていないときの勝負結果非技の一つであり、体勢を崩して倒れてしまった時に用いられる。公式の決まり手体系の制定当初の1955年(当時は68手+非技2種)に既に制定されていた。

主な腰砕けの事例

いずれも右側の力士が腰砕けとなり左側の力士が勝利。

他競技の試合での腰砕けの事例

1985年全日本柔道選手権大会の決勝戦で、山下泰裕大外刈のフェイントに対戦相手の斉藤仁大外返を仕掛け、山下が支釣込足に切り替え、斉藤が柔道では技と認められていないために一本が取れない浴びせ倒しに切り替え、山下が背中から倒れた。山下がスリップしてバランスを崩し、自爆で倒れたと主審の神永昭夫が判断したため、斉藤にスコアを与えなかった。

エピソード

上記から転じ、「大事を前に萎縮したり、前触れもなく物事が駄目になるさま」を指す言葉として用いられることがある[要出典]

脚注

  1. ^ この取組で服部桜の連敗記録が89でストップした。
  2. ^ この取組を最後に鶴竜は長期休場となり、そのまま引退したため、この取組が現役最後の一番となった。
  3. ^ デイリースポーツ (2024年11月23日). “正代が「腰砕け」で美ノ海に敗れる 仕切り線で右足を滑らせバッタリ 10敗目 | デイリースポーツ”. デイリースポーツ. 2024年11月23日閲覧。
  4. ^ 田口潤. “「ほんとついてない」「気の毒」小結正代が仕切り線で滑り10敗目 腰砕けの勝負結果に同情の声 - 大相撲 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2025年2月2日閲覧。

外部リンク


「腰砕け」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



腰砕けと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「腰砕け」の関連用語

腰砕けのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



腰砕けのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの腰砕け (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS