しき小股
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/06 01:56 UTC 版)
しき小股(しきこまた)は、相撲の決まり手の一つである。日本相撲協会が定める決まり手82手(非技を含めると87手)には数えられていない。別表記舗小股、鋪小股。
概要
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
相手に後ろ向きになられ、腰を落として相手の足が自分の両足の間から前に出るようにして、その脚を両手でつかみ、後ろに倒す技である[1]。
1968年11月場所9日目の幕下の取組で東幕下50枚目の松前洋が東三段目5枚目の坂をこの技で破った[2]。
相撲評論家の彦山光三が相撲記者の三宅充から「是非見たいと思う珍手(珍しい決まり手)がありますか?」と聞かれたところ、彦山はしき小股と五輪砕きの二つを答えた。しかし、彦山はこれら二つの決まり手を見ることなく1965年に死去。彦山の死後にこれらの決まり手が世に出ることになった[3]。
脚注
関連項目
参考文献
- しき小股のページへのリンク