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三宅充

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/16 03:03 UTC 版)

三宅 充(みやけ みつる、1930年昭和5年)5月24日[1][2] - 2020年令和2年)4月20日[1][2])は、スポーツライター。雑誌相撲』編集長。『大相撲』編集長。ペンネームは「斎藤太郎」[1][2]

来歴

現在の東京都豊島区に生まれる[1][2]。東京都立第九中学校(現在の東京都立北園高等学校)卒[1][2]旧制浦和高等学校に入り、野球部に所属する[3]。同校を1年で修了する[1]。修了後の1951年ベースボール・マガジン社に入社、相撲、野球、陸上競技などを担当する[1]1952年4月に同社発行の雑誌『相撲』編集長に就任[1][2]。同年7月には月刊『ベースボール・マガジン』編集長も兼務する[1][2]1953年12月に同社を退社[1]。翌1954年読売新聞社出版局に入る[1][2]。その後、雑誌『大相撲』の編集に携わり、その一方、読売新聞のスポーツ欄の相撲記事、「砂かぶり」を担当した[1]1982年、『大相撲』編集長に就任[1][2]。同誌編集長を1987年まで務めた[1]。退職後はフリーの相撲ライターとなり、『大相撲』を始め、各相撲雑誌に寄稿した。晩年は『NHK G-Media 大相撲中継』で幕内取組の観戦記を担当[4]。(株)デポルテ取締役編集委員を務めた[4]

著書

  • 『大相撲大百科』勁文社1976年
  • 『大相撲全百科』(斎藤太郎名義)コロタン文庫小学館1978年
  • 『アッと驚く力士たち―相撲を楽しむウラ話130』(斎藤太郎名義)久保書店、1983年
  • 『絵本 大相撲』アリス館、1985年
  • 『大相撲なんでも七傑事典』講談社+α文庫、1995年

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『相撲』2020年8月号、127頁。
  2. ^ a b c d e f g h i 『現代物故者事典 2021~2023』861頁。
  3. ^ 『大相撲なんでも七傑事典』5頁。
  4. ^ a b 『NHK G-Media 大相撲中継』2018年2月号、49頁。

参考文献

  • 『NHK G-Media 大相撲中継』2018年2月号、毎日新聞出版、2018年。
  • 雑誌『相撲』2020年8月号、ベースボール・マガジン社、2020年。
  • 『現代物故者事典 2021~2023』日外アソシエーツ株式会社、2024年。



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