内無双とは? わかりやすく解説

うち‐むそう〔‐ムサウ〕【内無双】

読み方:うちむそう

相撲きまり手の一。四つに組み差し手かかえた上手を伸ばし手の甲相手のももを内側か払い上げ反対側からひねり倒す技。


内無双

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/22 10:49 UTC 版)

内無双(うちむそう)とは、相撲日本相撲協会制定決まり手八十二手、捻り手のひとつである。自分の上手で相手の足の膝の内側を掬い上げ、体を捻って相手を倒す技。外無双と比較すると力強さで劣るが、失敗時のリスクが少ない技であり、そのために牽制技として内無双を使い、体勢を崩してから他の技につなげることもある。

舞の海(最高位小結)と旭鷲山(最高位小結)、琴光喜(最高位大関)がこの技を得意としていた。2012年7月場所10日目、横綱白鵬が大関・鶴竜に、2014年1月場所14日目では再び白鵬が大関・琴奨菊に、2015年1月場所11日目に栃ノ心逸ノ城に、2023年1月場所5日目に翠富士妙義龍にこの決まり手で勝っている。白鵬はインターネットで琴光喜が内無双を仕掛けている動画を閲覧したことによって影響されたという[1]。十両の土俵では、2014年3月場所初日に東4枚目翔天狼が西3枚目朝赤龍に対して決めた。

令和に入ってからの関取の取組では、2021年7月場所千秋楽の十両取組で幕下村田矢後に、2023年1月場所5日目の幕内取組で妙義龍翠富士に、2024年11月場所13日目の十両取組で安青錦大奄美に決めている。

柔道背負落にも内無双を使った技がある[2]

脚注

  1. ^ 白鵬 元琴光喜の動画で着想、内無双で「天下無双」
  2. ^ 柔道の投技の名称について」『柔道』第54巻第2号、講道館、1983年2月1日、22頁。「参考 新しい投技名称の候補として挙げられたけれども、採用されなかったもの」 

関連項目

外部リンク


内無双

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 15:53 UTC 版)

四十八手」の記事における「内無双」の解説

自分の上手を相手の足の膝の内側当てて掬い上げながら、差し手の方へ体を捻って相手を倒す。

※この「内無双」の解説は、「四十八手」の解説の一部です。
「内無双」を含む「四十八手」の記事については、「四十八手」の概要を参照ください。

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