頭捻りとは? わかりやすく解説

ず‐ぶねり〔ヅ‐〕【頭捻り】

読み方:ずぶねり

相撲きまり手の一。頭を相手の肩か胸につけて相手差し手抱え込むか、ひじをつかんで、ひねり倒す技。


頭捻り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/26 04:22 UTC 版)

映像外部リンク
大相撲 翔猿ー宇良<令和5年五月場所12日目>SUMO
日本相撲協会公式YouTube

頭捻り(ずぶねり)とは、相撲決まり手のひとつである。相手の胸に頭をつけ、相手の差手か肘を掴み、頭を軸に相手を捻り倒す技。非常に珍しい決まり手で、平成以降、幕内では1998年3月場所5日目(同年3月12日)で旭豊寺尾に勝った一番以来、長らく出ていなかったが2023年5月場所12日目(同年5月25日)で宇良翔猿にこの技で勝ち、約25年ぶりの幕内での決まり手となった[1]。同場所では3日前の9日目(5月22日)でも幕下の宮城が出羽ノ龍をこの決まり手で破っている[2]十両では2020年11月場所で翠富士常幸龍に対して決めている。十両でこの決まり手が記録されたのはこの時点では24年ぶりだった[3]

前出の宇良、翠富士などに加え、弓取りでも馴染み深い聡ノ富士もこの技を得意とし、1場所で2度決めたことがある。引退力士では照強が、関取となる前の幕下時代に2013年の7月場所にこの決まり手で勝っており、幕下以下では蘇や古市が得意としていた。

出典

  1. ^ 25年ぶり「ずぶねり」が幕内で出た!宇良が珍手で翔猿から白星 - 日刊スポーツ 2023年5月25日
  2. ^ 幕下・宮城が「ずぶねり」の珍手で初白星 「体が反応した」軽量級元日本代表の業師が沸かせた - Sponichi Annex 2023年5月22日
  3. ^ 十両24年ぶりの珍手「ずぶねり」翠富士が決めた - スポーツ報知 2020年11月21日

関連項目


「頭捻り」の例文・使い方・用例・文例

  • 頭捻りという,相撲の技
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