小股掬い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/06 21:14 UTC 版)
小股掬い(こまたすくい)とは、相撲の決まり手の一つである。出し投げを打った後、相手の踏み込んだ足(自分に近いほうの足)を内側から掬って倒す技[1]。
使い手としては出羽の花義貴が有名で、1978年9月場所の初日に大関・貴ノ花利彰にこの技で勝利したのをはじめ、この技で通算12勝を挙げている。
また、2016年7月場所の千秋楽で、当時カド番大関だった照ノ富士が、関脇の魁聖との7勝7敗同士の対決でこの技で勝利し、勝ち越しを決め、カド番を脱出した。
2017年3月場所でも、横綱の日馬富士が関脇の髙安をこの技で決めた。
2018年5月場所千秋楽で、石浦が十両の旭秀鵬にこの技で6勝目を挙げ、十両陥落を回避している。
2021年3月場所で翔猿が千代翔馬にこの技で決めている。
脚注
- ^ 『大相撲ジャーナル』2017年7月号 p76
関連項目
「小股掬い」の例文・使い方・用例・文例
- 小股掬いという,相撲の技
小股掬いと同じ種類の言葉
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