もの‐いい〔‐いひ〕【物言い】
物言い
物言い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 13:03 UTC 版)
物言い(ものいい)とは、大相撲において、行司が下した判定(軍配)に対し、審判委員や控え力士が異議を唱えること。またそれから転じて、異議を申し立てること全般を「物言いをつける」ともいう。
- ^ 審判規則審判委員第3条
- ^ 審判規則行司第16条
- ^ 高永・原田、456頁
- ^ 審判規則行司第4条
- ^ 審判規則控え力士第5条
- ^ 審判規則審判委員第5条
- ^ 審判規則控え力士第6条
- ^ 田中亮『全部わかる大相撲』(2019年11月20日発行、成美堂出版)p.79
- ^ a b c d e 大相撲ビデオ判定導入の真相 47年前何があった? 日刊スポーツ 2016年10月27日12時48分
- ^ 他のスポーツより、40年も早く「ビデオ判定」を導入した大相撲
- ^ サッカーのVARだけじゃない。各スポーツのビデオ判定事情
- ^ 昭和前半までは、協議に加わることができないことは現在と変わりはないものの、かつては物言いをつけた力士は土俵下からかなり自分の見解を主張していた
- 『大相撲ジャーナル』2017年6月号68頁
- ^ 霧島 対 水戸泉 〜うっちゃり4連戦〜 - YouTube
- ^ “え!?控え力士が物言い…序二段取組で珍事(相撲)― スポーツ 大相撲 2008年 秋場所”. Sponichi Annex (2008年9月22日). 2014年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年5月22日閲覧。
- ^ “勝ち名乗り後に物言い=大相撲春場所11日目”. 時事通信社 (2013年3月20日). 2013年4月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年3月21日閲覧。
- ^ “鶴竜、珍事に苦笑い=大相撲夏場所12日目”. 時事通信社 (2014年5月22日). 2014年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年5月22日閲覧。
- ^ 読売新聞2014年5月25日付、31面
- ^ 稀勢の里、命拾いの1敗死守 物言いで相手の負け(日刊スポーツ)
- ^ “「出羽海一門の若い衆が特殊詐欺で事情聴取され…」「鳴戸親方にイカサマ判定疑惑」 またも大相撲でスキャンダルが”. デイリー新潮 (2023年8月5日). 2024年4月14日閲覧。
- ^ ボス [@boss_jonokuchi] (2023年5月23日). "午後11時09分のツイート". X(旧Twitter)より2024年4月14日閲覧。
- ^ “「行司泣いちゃうよ」「そんなことある?」勝負が決する前に行司が「勝負あり!」 物言い後の珍しい“取り直し”に館内ざわめき 視聴者も驚き”. AbemaTV, Inc. (2023年5月26日). 2023年5月26日閲覧。
物言い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 20:22 UTC 版)
勝負審判は、勝負の判定を正しくし、公平に決定する責任があるから、行司の軍配に異議を感じた場合は、直ちに速かに、「異議あり」の意思表示(物言い)をして、 協議に入らねばならない。控え力士から物言いがあった場合は、勝負審判はそれを取り上げ協議しなければならない。判定については審判5人による多数決で、見えていない場合は「見えていない」と表明して、評決に参加しないこともできる。行司は意見は述べられるが評決には参加できない。審判委員は一門の利益代表ではないが、一門の力士が絡んだ判定の場合には意見の強く押し通せる審判の声が通る場合もある。行司は「反則勝ち」「同体」の軍配をあげることができないため、実際に反則があったり同体であったりしても物言いがなければそのままとなる。 協議の際には審判長はビデオ室に控える親方の意見も参考にし、土俵上の各審判に伝える。正面の位置に座る審判が審判長となり、物言いの協議に際し、最終的に判定を裁決する。審判長は十両土俵入りまでは審判委員の一人が務め、それ以降は審判部長もしくは審判部副部長が務める。
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「物言い」の例文・使い方・用例・文例
- そんな物言いに、山田が思わず声を張り上げる
- 物腰[態度, 物言い]の優美さ.
- あの人はまったく奇妙な物言いをする.
- その一番は物言いがついた.
- 彼は物言いがていねいだ
- 物言いが乱暴だ
- 物言いをつける
- 相撲に物言いがついた
- 無遠慮な物言いをし、まっすぐに撃つこと
- 自己風刺ときつい物言いで彼らの核となる分野をこき下ろした
- 巧みな物言いで人をだますこと
- あきれた物言い
- その人にふさわしくない大きな物言いの内容
- 憎らしい物言い
- 儀式ばった態度や物言い
- 彼女はたびたび上流社会でよそ者のように扱われ,夫でさえ彼女の率直な物言いを批判するのだ。
物言いと同じ種類の言葉
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