物言いの取り直し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/31 15:50 UTC 版)
行司が軍配を挙げた後の物言いの協議において同体(同時に土俵を割る・同時に手や胴体が着地した)とみなされた場合、行司の判定如何にかかわらず、再試合となる。同体となった取組で負傷するなどし、両方の力士が続行不可能なときは痛み分け、一方の力士が続行不可能となったときは、同様に痛み分けか、他方の力士の不戦勝となる。近年では十両の取組で、2005年5月場所7日目、琴春日-五城楼で五城楼が負傷し、取り直しを取れなくなったため琴春日の不戦勝となった。 取り直しの一番が再びもつれ、同体となった場合はどちらかの勝利が決まるまで何度でも取り直しとなる。1988年5月場所初日の前頭7枚目霧島-同8枚目水戸泉との対戦で、3回取り直しとなったことがある(4回目の勝負で水戸泉が勝利した)。
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