あげ‐まき【揚巻/総=角】
読み方:あげまき
1 古代の少年の髪の結い方の一。髪を左右に分け、両耳の上に巻いて輪を作る。角髪(つのがみ)。
2 「揚巻結び」の略。
3 鎧(よろい)の背の逆板(さかいた)に打ちつけた環に通して揚巻結びをした飾りひも。
4 歌舞伎で、傾城(けいせい)に扮する女形(おやま)が用いるかつら。揚巻結びの飾りの房を背面につけた立兵庫(たてひょうご)のかつら。
5 女性の束髪の一。明治18年(1885)ごろから中年以上に流行した。西洋揚巻。
6 アゲマキガイの別名。
(総角)
源氏物語第47巻の巻名。薫大将、24歳。薫の求愛を拒み、匂宮と結ばれた中の君の将来を案じつつ病死する大君(おおいぎみ)を描く。
あげまき【揚巻】
揚巻
総角
揚巻(あげまき)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/19 12:15 UTC 版)
「甘い生活の登場人物」の記事における「揚巻(あげまき)」の解説
EDO新社屋予定地に棲む幽霊。生前は吉原の遊女だったが、「手妻の揚巻」の二つ名をもち気に入らない客は本番をせずにやり過ごしていた。しかしとある大名に手妻がバレて手打ちとなる。予定地に立っていた寺に葬られていたが東京大空襲で焼失。戦後、事情を知らない業者に慰霊のためにあった塚を破壊されて以来、土地に近寄って荒らす者に「禿げる呪い」で祟っていた。
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