けい‐せん【傾▽城】
けい‐せい【傾▽城/契情】
傾城
読み方:けいせい
- 美人、傾国、うかれめ、遊女の異称。その色香に溺れて城を亡ぼすの義なり。
- 遊女のことをいふ。妖艶なる美女の事を傾城といふから。漢書外威伝に「北方有佳人、絶世而独立。一顧傾人城、再願傾人国。」とあるに基く。遊女のことを又傾国ともいふ。〔花柳語〕
- 遊女のこと。傾国ともいふ。〔花柳界〕
- 「傾国」に同じ、遊女をいふ。
- 遊女のことをいふ。妖艶なる美人の事を傾城といふから。漢書外戚伝に「北方有佳人、絶世而独立。一顧傾人城、再顧傾人国。」とあるに基く。遊女のことを又傾国ともいふ。
- 〔隠〕遊女のこと。又傾国ともいふ。傾国を見よ。
- 遊女のこと。傾国ともいふ。
- ケイコク(傾国)に同じく美人又は遊女のこと。
- 遊女。傾城(けいせい)の美人と言い一国一城の主も美女の香に迷い城を傾け国を滅すということから。〔花〕
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遊女
(傾城 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/15 09:52 UTC 版)
遊女(ゆうじょ、あそびめ)は、遊廓や宿場で男性に性的サービスをする女性のことで、娼婦、売春婦の古い呼称[1]。「客を遊ばせる女」と言う意味が一般的である。
- ^ a b c 遊女『大百科事典』 (平凡社, 1935)
- ^ a b c 齋藤茂「妓女と中国文人」(東方選書、2000年)p.5
- ^ 斉藤2000,p.6
- ^ 『更級日記』。本項#遊女の歴史を参照。
- ^ アソビ(遊)『大百科事典. 第1巻』
- ^ a b c d e 公娼『大百科事典. 第9巻』 (平凡社, 1935)
- ^ a b c d e f 宮本由紀子、「丸山遊女の生活 ‐「長崎奉行所判決記録 犯科帳」を中心として」『駒澤史学』 31巻, p.19-46, 1984年3月, 駒澤大学文学部史学会
- ^ 私娼『大百科事典. 第11巻』 (平凡社, 1935)
- ^ a b c 関口すみ子『御一新とジェンダー:荻生徂徠から教育勅語まで』 東京大学出版会 2005年 ISBN 4130362232 pp.263-277.
- ^ 慶応義塾出版社、1876年(明治9年)
- ^ 『性欲の文化史』p.25 - 、p.128 -、『うるま新報』1946年2月20日「闇の女の増加に文相頭痛」(醜業婦との記述もあり)、『戦後性風俗大系』p.12 -
- ^ 『柏崎華街志』小田金平 編 (小田金平, 1909)
- ^ 『娯楽業者の群 : 社会研究』権田保之助著 大正12
- ^ 『大辞泉』
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