色気
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色気(いろけ、英語:Eros エロス、Sexual Attraction セクシュアル・アトラクション)とは、人々(男女共)をひきつける性的な魅力があることを指す俗語である。英語では「エロス」(Eros)が該当するが、直接的な性的行為を想起させる場合には「セクシー」(Sexy)や「セックス・アピール」(Sex Appeal)なども用いられ、いずれも現代の日本ではカタカナ言葉として通用する。
注釈
出典
- ^ 辞書「全訳 古語辞典 携帯版」(発行:2005年・出版:ベネッセコーポレーション)初刷、「色なり」の項目より。随筆「枕草子」(発行:平安中期頃・著者:清少納言)にて「髪、色に、こまごまとうるはしう…(髪は、艶やかで、細やかに整い…)」などの使用例。
- ^ 辞書「女性語辞典」(発行:1967年・出版:東京堂出版)にて「色節(いろふし)」の項目より。主に遊郭で使用したとされ、延宝9年(1681年)の書とされる「朱雀諸分鑑」にて「口には色節をやりて…(言葉には色気を含ませて…)」などの使用例。
- ^ 文春新書「菊五郎の色気」(発行:2007年・著者:長谷部浩)より。「女方から男伊達まで、こぼれんばかりの色気で江戸の粋を立ちのぼらせる歌舞伎役者、尾上菊五郎」などとある。
- ^ 辞書「全訳 古語辞典 携帯版」(発行:2005年・出版:ベネッセコーポレーション)初刷、「色」の項目より。和歌集「古今和歌集」(発行:905年・撰者は紀貫之、紀友則、壬生忠岑、凡河内躬恒)にて「今の世の中色につき、人の心花になりにけるより…(今は世間が華美に流れ、人の心が派手になってしまい…)」、随筆「徒然草」(発行:1330年頃・著者:兼好法師)にて「色もなく覚え侍りしを…(風情のないことだと思ったが…)」などの使用例。また、「色好み(いろごのみ)」は風流を解する人、「色好む(いろこのむ)」は恋愛に長けた人という意味があった。
- ^ 『明鏡国語辞典』大修館書店、2016年。
- ^ 『新明解国語辞典』三省堂、2012年。
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