ケイセイ

デジタル大辞泉

けい‐せい【傾^▽城／契情】

読み方：けいせい

《「漢書」外戚伝の「北方に佳人有り。…一顧すれば人の城を傾け、再顧すれば人の国を傾く」から。その美しさに夢中になって城を傾ける意》

１ 絶世の美女。傾国。

２ 遊女。近世では特に太夫・天神など上級の遊女をさす。

[補説] 「契情」は当て字。

けい‐せい【傾性】

読み方：けいせい

植物が外界からの刺激を受けると、その刺激源の方向に関係なく、一定の方向に屈曲する性質。刺激源の種類によって傾光性・傾触性・傾熱性などがある。→屈性

けい‐せい【刑政】

読み方：けいせい

１ 刑罰と政治。

２ 「刑事政策」の略。

けい‐せい【形勢】

読み方：けいせい

変化する物事の、その時その時の状態や勢力の関係。「—が逆転する」「—不利」

けい‐せい【形声】

読み方：けいせい

漢字の六書(りくしょ)の一。音声を表す文字と意味を表す文字を組み合わせて、新しい意味を表す漢字を作る方法。「銅」「江」「草」の類。諧声(かいせい)。象声(しょうせい)。

けい‐せい【形成】

読み方：けいせい

［名］(スル)一つのまとまったものに作り上げること。形づくること。「人格を—する」

けい‐せい【景星】

読み方：けいせい

めでたいことの前兆として出るといわれる星。瑞星(ずいせい)。

けい‐せい【渓声／^×谿声】

読み方：けいせい

谷川の音。渓流の音。

「爾来(じらい)—のなお耳にあるを覚ゆ」〈会津・山中高歌〉

けい‐せい【経世】

読み方：けいせい

世を治めること。

けい‐せい【警世】

読み方：けいせい

世間の人に警告を発すること。「—の書」

けい‐せい【警醒】

読み方：けいせい

［名］(スル)

１ 警告を発して人の迷いをさますこと。「世人を—する」

２ 眠りをさますこと。

「大いに現時の惰眠を—する」〈堺利彦・よろづ文学〉

難読語辞典

傾城

読み方：ケイセイ（ｋｅｉｓｅｉ）

美人、遊女

歴史民俗用語辞典

傾城

読み方：ケイセイ（ｋｅｉｓｅｉ）

遊女の別称。

別名 傾国

歌舞伎・浄瑠璃外題辞典

傾城

読み方：ケイセイ（ｋｅｉｓｅｉ）

初演 文化8.3(江戸・中村座)

音曲 長唄

地名辞典

啓生

読み方：ケイセイ（ｋｅｉｓｅｉ）

所在 北海道常呂郡佐呂間町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。