大君

デジタル大辞泉

おおい‐ぎみ〔おほい‐〕【大君】

読み方：おおいぎみ

貴人の長女の敬称。1番目の姉君。→中の君

「南面に大納言殿、—西に、中の君東(ひむがし)に」〈源・紅梅〉

おお‐きみ〔おほ‐〕【大君】

読み方：おおきみ

１ 天皇に対する敬称。

２ 親王・諸王、また皇女・女王に対する敬称。

３ 「親王(みこ)」と区別して、諸王の敬称。

４ 主君の敬称。

５ （「大王」と書く）「だいおう」に同じ。

たい‐くん【大君】

読み方：たいくん

１ 君主の尊称。

２ 江戸時代、外国に対して用いた徳川将軍の称。

歴史民俗用語辞典

大君

読み方：オオキミ（ｏｏｋｉｍｉ）

大王。

大君

読み方：タイクン（ｔａｉｋｕｎ）

易経にみられる語で天子を意味するが、一時期を除き寛永年間以降将軍の別称となった。

地名辞典

大君

読み方：オオキミ（ｏｏｋｉｍｉ）

所在 京都府舞鶴市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ウィキペディア

大君

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2018/08/11 22:42 UTC 版)

大君

• （おおきみ・おおぎみ）は、日本における天皇、皇子、皇女に対する尊称。ただし飛鳥時代までは「大王」と表記して、「大君」の表記はほとんど例がない。
• （おおいぎみ）は、貴族の長女の尊称。次女は「中の君」、以下「三の君」「四の君」と続く。源氏物語に宇治の大君として例が見える。
• （たいくん）は、日本の将軍の外交称号。日本国大君の略。日本国大君を参照。
• 琉球王国の祭祀を司るに最高位の神女の称号。聞得大君を参照。
• （テーグン 、ハングル:대군）は李氏朝鮮における親王に相当する王族の尊称。単に「君（クン 군）」とも。
• 地名（おおきみ）
  • 大君 (舞鶴市) - 京都府舞鶴市
  • 大柿町大君 - 広島県江田島市

関連項目

• タイクーン【曖昧さ回避】
• 君

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「大君」の例文・使い方・用例・文例

• 大君の
• 大君主の地位