あげ‐まき【揚巻/総=角】
読み方:あげまき
1 古代の少年の髪の結い方の一。髪を左右に分け、両耳の上に巻いて輪を作る。角髪(つのがみ)。
2 「揚巻結び」の略。
3 鎧(よろい)の背の逆板(さかいた)に打ちつけた環に通して揚巻結びをした飾りひも。
4 歌舞伎で、傾城(けいせい)に扮する女形(おやま)が用いるかつら。揚巻結びの飾りの房を背面につけた立兵庫(たてひょうご)のかつら。
5 女性の束髪の一。明治18年(1885)ごろから中年以上に流行した。西洋揚巻。
6 アゲマキガイの別名。
(総角)
源氏物語第47巻の巻名。薫大将、24歳。薫の求愛を拒み、匂宮と結ばれた中の君の将来を案じつつ病死する大君(おおいぎみ)を描く。
あげまき【揚巻】
揚巻
丱
丱 |
卝
艹
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