ノックアウトとは? わかりやすく解説

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knock out

別表記:ノックアウト

「knock out」の意味・「knock out」とは

「knock out」は英語のフレーズで、直訳すると「打ち倒す」や「ノックアウトする」となる。スポーツ、特にボクシングなどの格闘技でよく使われ相手一撃で倒す、あるいは意識失わせることを指す。また、比喩的には、人を驚かせる、あるいは強い印象与えることを表すこともある。

「knock out」の発音・読み方

「knock out」の発音は、IPA表記では/nɒk aʊt/となる。IPAカタカナ読みでは「ノック アウト」となり、日本人発音するカタカナ英語では「ノックアウト」と読む。このフレーズ発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「knock out」の定義を英語で解説

「Knock out」 is a phrase in English that is often used in sports, especially in combat sports such as boxing. It refers to the act of defeating an opponent with a single blow, or causing them to lose consciousness. In a metaphorical sense, it can also refer to the act of surprising someone or leaving a strong impression.

「knock out」の類語

「knock out」の類語としては、「defeat」、「overcome」、「beat」などがある。これらの単語も「打ち倒す」や「勝つ」という意味を持つが、それぞれに微妙なニュアンス違い存在する。「defeat」は一般的に戦闘競争での勝利を指し、「overcome」は困難や障害乗り越えることを指す。「beat」は比較カジュアルな表現で、あらゆる種類競争使われる

「knock out」に関連する用語・表現

「knock out」に関連する用語表現としては、「knockdown」、「knockout punch」、「technical knockout」などがある。「knockdown」は相手一時的に倒すことを指し、「knockout punch」は相手ノックアウトする一撃を指す。「technical knockout」はレフェリー試合止める形でのノックアウトを指す。

「knock out」の例文

1. He managed to knock out his opponent in the first round.(彼は初回相手ノックアウトすることができた。)
2. The new product knocked out the competition.(新製品競合他社圧倒した。)
3. She was knocked out by the stunning view.(彼女はその壮観な景色に息をのんだ。)
4. The boxer knocked out his opponent with a single punch.(ボクサー一撃相手ノックアウトした。)
5. The team was knocked out in the semi-finals.(そのチーム準決勝敗退した。)
6. The new movie knocked out the audience.(新作映画観客驚かせた。)
7. The sudden news knocked me out.(突然のニュース驚いた。)
8. He was knocked out by the high temperature.(彼は高熱意識失った。)
9. The player knocked out the ball with a strong hit.(選手強打ボール打ち返した。)
10. The singer's performance knocked out the crowd.(歌手パフォーマンス観客驚かせた。)

ノックアウト【knockout】

読み方:のっくあうと

[名](スル)

ボクシングで、競技者ダウンし規定10秒間過ぎて試合再開できないこと相手の勝ちとなる。KO。「チャンピオンを—する」「—勝ち」

再起できないほどの打撃相手与える。「論敵弱点突いて、あっさり—する」

野球で、相手投手打ち崩し投手交替余儀なくさせること。「先発投手が四回で—された」

勝ち抜き戦勝ち残り式の試合。「—方式

ある遺伝子欠損(あるいは変異)させて、機能しないようにすること。「—マウス

「ノックアウト」に似た言葉

ノックアウト

【英】knock out

ノックアウトとは、DTPソフト用いた画像処理における技法で、ある画像別の画像重ねる時、その画像がうまくはめ込めるように、あらかじめ対応する部分切り抜いた状態にする技法のことである。

はめ込む部分画像をあらかじめ切り抜いておくノックアウトに対して切り抜きなどを行わず背景画像画像そのまま重ね手法は、オーバープリント呼ばれるオーバープリント場合画像重ねた際に色などが混ざって表現されてしまう可能性があるが。ノックアウトによって下地の色や線をあらかじめ取り除いておくことで、色が混ざるような現象回避することができる。

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ノックアウト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/18 15:04 UTC 版)

アマチュアボクシングでノックアウトされた選手

ノックアウト (knockout) は、ボクシングなどの格闘技で相手をノックダウン状態にしたままによって発生する勝利のことである。通称「KO」。

ボクシング

ボクシングやキックボクシングの試合では、ノックダウン(以下「ダウン」)を宣告されてから、レフェリーが10秒数え終える前に立ち上がってファイティングポーズを取れない場合にノックアウト(以下「KO」)が宣告され、試合を終了させる。これを10カウント制という。ダウン以外にもラウンド開始後に10カウントを数えて選手が試合に入らない場合にはKOとなる。カルロス・モンソンホセ・ナポレスが挑んだミドル級タイトルマッチでは、7ラウンド開始のゴング後にナポレスがダメージ蓄積で試合に入れず、KOが宣告された。

ただし、近年[いつ?]は選手のダメージが大きい場合、10秒数え終える前にレフェリーがKOを宣告し、試合終了を宣言する場合が多い。これは、リング禍を起こさないためである。そのため、レフェリーはダウンを宣告すると、選手の状態(足元がふらついていないか、意識を失っていないかなど)を確認する。10秒以内に立ち上がってファイティングポーズを取れたとしても、選手の負ったダメージが大きすぎるとレフェリーが判断した場合、KOを宣告し試合を終了させる。

また、規定の回数以上ダウンを宣告されると、自動的にKO負けを宣告されるルールを採用する団体もある。例えば、ボクシングの世界王座認定団体である世界ボクシング協会 (WBA)、キックボクシングの新日本キックボクシング協会J-NETWORKは、1回のラウンドで3回ダウンを宣告されると、その時点でKO負けを宣告する「3ノックダウン制」を採用している。

一方で、世界ボクシング評議会 (WBC)、国際ボクシング連盟 (IBF)、世界ボクシング機構 (WBO) とアメリカ合衆国のボクシングは、ダウンの回数に関係なく、ダウンした選手のダメージ量を見て、KO負けにするか続行させるかを判定する「フリーノックダウン制」を採用している。

K-1の場合は、ワンマッチにおいては「3ノックダウン制」を採用しているが、トーナメントでは2度のダウンでKO負けとなる「2ノックダウン制」を採用している。ただし、トーナメント決勝戦はワンマッチ同様「3ノックダウン制」である。また、日本ボクシングコミッション (JBC) では2015年までは「3ノックダウン制」(4回戦は「2ノックダウン制」)を採用していたが、2016年より「フリーノックダウン制」に移行した[1]。なお、団体やルールによっては、カウントを5秒に短縮する場合もある。

レフェリーやドクターが試合を止めた場合、あるいはセコンド棄権の意思表示をした場合はテクニカルノックアウト (TKO) と呼ぶ。特にレフェリーが止めた場合はレフェリーストップ医師が止めた場合はドクターストップと呼ぶ。棄権の意思表明は、タオル投入によりなされるが、WBCなどタオル投入をルール上禁止し、他の手段での意思表明を必要としている団体もある[2]。ラウンド間のインターバル中にセコンドが棄権の意思表示をしたため次のラウンドに入らず試合終了となった場合はレフェリーテクニカルデシジョン (RTD) と呼ぶ。

両者ともにノックダウンとなって立ち上がれない場合はダブルノックアウトと呼び、引き分けとなる。

相手の攻撃によってリングの外に出された場合、レフェリーは20カウントを数え、それまでにリングに戻れなければノックアウト負けとなる。これはリングアウトと呼ぶ。

アマチュアボクシングでは、KOのほかに、プロボクシングのTKOに相当するものとしてレフェリーストップコンテスト (RSC) がある。RSCは、選手がカウント内に立ち上がったものの、「ダメージが甚大である」「規定のダウン数を超えた」「実力差が甚だしい」「負傷により、レフェリーまたはドクターが、試合続行不能と判断した」などの場合に適用される。特にレフェリーによって、頭部へのダメージが大きいと判断された場合には、RSCのバリエーションであるRSCH (H = Head) が適用される。

コンピュータ採点(5人の審判で押しボタン投票を行ない過半数で有効打と判定されたら1点)を採用している試合では、15点差が付くとRSCのバリエーションとしてRSCO (Referee Stop Contest Outclass) が適用される。野球での点差によるコールドゲームやアマチュアレスリングでのテクニカルフォールと同義。

その他の格闘技

総合格闘技でもKO決着は存在するが、倒れた相手に対する加撃が認められるゆえ、それが行われるかダウンした時点でレフェリーストップに至るため、10カウントに入ることは滅多にない。アマチュアの総合格闘技ではグラウンドパンチを禁止していることが多いため、スタンドからの打撃によるダウンはボクシング同様にダウンカウント方式を採用している。

プロレスにも10カウント制のKO決着はルール上存在するが、3カウント制のフォール勝ちがあるため、レスラーは一般的に3カウントを狙うことから、通常の試合ではKO決着はほとんど見られない(ダブルノックアウトはたびたび見られる)。しかし、ロープブレイクなどの状態で倒れたままとなり、相手選手のフォールがカウントされない場合、ノックアウトのカウントが取られる場合がある。また、国際プロレスで行われていた金網デスマッチでは、10カウントKO(フォールして3カウント後に、さらに10カウント)とギブアップしか決着をつけなかったほか、アメリカのプロレス団体WWEには、フォールもギブアップもなく、10カウントKOのみで試合を決するラストマン・スタンディング・マッチという形式の試合が存在する。1975年全日本プロレスで行われたジャイアント馬場フリッツ・フォン・エリック戦はこのルールで行われ、「テキサス・デスマッチ」と称された。

ミャンマーなどで盛んなラウェイでは、10カウント自体は同じだが、カウントが2秒ごとに行われる(つまり20秒ダウンでノックアウトとなる)ほか、一定の条件下でダウン中のタイムアウト(休憩)が認められるなど、やや特殊な運用がなされている。

野球

野球では、先発投手が試合序盤に大量失点するなどして早々とリリーフ投手に交代してベンチに降板することをノックアウト (KO) と呼ぶ。この際、交代したイニングと失点数とを合わせて「○回x失点KO」という表現で呼ばれる。プロ野球では先発投手が勝利投手の権利が得られる5回を投げきれずに失点を重ねてベンチに降板するようなケースを指すことが多く、失点が少ないながら様々な事情で5回未満に交代するケースや負傷や危険球退場などのアクシデントによる交代はKOとは呼ばないことが多い。クオリティ・スタートの実質的な対義語である。類義語として、大量失点による投手交代を「炎上」と呼ぶこともあるが、こちらはリリーフ投手に対しても用いられる。

ファンによる応援では、自チームの攻撃中に「KO! KO! ◯◯(相手チーム名)」とコールする場合がある。東京ヤクルトスワローズ阪神タイガースオリックス・バファローズなどで見られる。

脚注

関連項目


ノックアウト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 09:35 UTC 版)

対戦型格闘ゲーム」の記事における「ノックアウト」の解説

対戦型格闘ゲーム基本的な勝敗付け方キャラクター体力ゲージ表現されており、敵の攻撃に当たるたびにそれが減っていく。体力尽きてしまうとノックアウトとなり、そのラウンド落としたことになる。前のラウンドの終了時の状況関わらず最大値まで体力回復した状態で次のラウンドが始まるという作品が多いが、『ザ・キング・オブ・ファイターズシリーズ』の様に前のラウンド結果反映される作品存在するまた、一定の条件下において、対戦中でも若干体力回復できる要素取り入れた作品もある。

※この「ノックアウト」の解説は、「対戦型格闘ゲーム」の解説の一部です。
「ノックアウト」を含む「対戦型格闘ゲーム」の記事については、「対戦型格闘ゲーム」の概要を参照ください。

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「ノックアウト」の例文・使い方・用例・文例

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