コメントアウト
コメントアウトとは、プログラミングの際、特定の記号などを用いて、記述したコードを処理されないようにすることである。
記述したプログラムの内容にあらかじめ説明文を付けておく場合や、プログラムの異状(バグ)を修正する際に元のコードを残しておく場合などに使用する。プログラムを実行してもコメントアウトの適用される部分の処理は行われないので、プログラミングに関わる者にのみ必要となる情報を適宜書き込んでおくことができる。
プログラミング言語により、コメントアウトに使われる記号は異なるが、おおむね、対象となる文書を一対の記号で囲むことでコメントアウトする。
コメント (コンピュータ)
(コメントアウト から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/28 22:40 UTC 版)
コメント(英: comment)とは、コンピュータ言語(プログラミング言語やデータ記述言語)によって書かれたソースコードのうち、人間のために覚え書きとして挿入された注釈のことである。この部分はコンピュータが処理を行うときには存在しないものとして無視されるため、自由に文を挿入することができる[注釈 1]。
注釈
- ^ 言語構文によっては一定の制約があり、例えばC言語における
/*
-*/
のように、開始トークンと終了トークンを持つコメント構文の場合は、コメントの本文中には終了トークンを記述できない。また、一般的には同一の開始トークンと終了トークンを入れ子にすることもできない(後述するD言語における/+
-+/
のような例外もある)。 - ^ テキストエディタや統合開発環境の中には、選択中の複数行に対してコマンドを実行すると、各行に対し行コメントのトークンを追加し、まとめてコメント化できるものもある。
- ^ 行コメントが標準化されたのはC99規格以降だが、C99よりも前に拡張機能としてサポートしていた処理系もあった。
- ^ ASCIIのシングルクォーテーションはアポストロフィの代用として使われることもあるため、便宜上アポストロフィと呼ばれたり、混同されたりすることもあるが、文字コードとしては別物である。
- ^ ASCIIのナンバーサインはシャープの代用として使われることもあるため、便宜上シャープと呼ばれたり、混同されたりすることもあるが、文字コードとしては別物である。
出典
- 1 コメント (コンピュータ)とは
- 2 コメント (コンピュータ)の概要
- 3 用途
- 4 備考
コメントアウト
コメントアウトと同じ種類の言葉
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