秋山賢司とは? わかりやすく解説

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秋山賢司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/12 23:41 UTC 版)

秋山 賢司(あきやま けんじ、1946年 - )は、囲碁観戦記者、囲碁ライター。観戦記者としてのペンネームは春秋子

来歴

神奈川県川崎市生まれ。早稲田大学法学部卒業。在学中は囲碁部で活躍、学生囲碁連盟幹事を務める。卒業後、囲碁雑誌編集者を経て、フリーの囲碁ライターとなる。

観戦記者としてのキャリアは日本棋院選手権戦に始まり、その後天元戦で10年以上、名人戦で36年間に亘って観戦記者を務めた[1]。2024年の第49期名人戦七番勝負観戦記にて、体力の衰えを理由として、当期を以ての引退を表明[1]

囲碁ライターとしては「週刊碁」や各囲碁雑誌に執筆。季刊の個人通信誌「凡鳥庵だより」を発行している。

囲碁史の研究も行い、2006年4月にスタートした「囲碁史会」の運営委員。日本棋院・囲碁殿堂ノミネート委員。

2025年、第54回大倉喜七郎賞を受賞。

著作

著書

編書

  • 囲碁有段シリーズ 有段者の問題集 山海堂、1979

編集・執筆

  • 『石の攻め方殺し方』(加藤正夫著、日本棋院)1976
  • 『有段者の問題集』石田芳夫/解説 秋山賢司/編集 山海堂(囲碁有段シリーズ) 1979
  • 『藤沢秀行飛天の譜 藤沢秀行タイトル戦全集』(日本棋院) 1982
  • 『藤沢秀行全集』(日本棋院) 1994
  • 『囲碁百名局』(高木祥一(監修),誠文堂新光社) 2001
  • 『加藤正夫打碁集 攻めの構図、読みの力』(木本書店) 2004年
  • 『怒涛の譜―加藤正夫精局集』(日本棋院) 2005
  • 『幻庵因碩 打碁集―局全人なく局上石なし』(福井正明著、誠文堂新光社) 2005年
  • 『新 四天王のここが強い』(上村邦夫(著),誠文堂新光社) 2006
  • 『囲碁古名人全集―すべては算砂・道碩から始まった』(福井正明著、誠文堂新光社) 2007
  • 『囲碁史探偵が行く-昔と今 碁打ちの物語-』(福井正明著、日本棋院) 2008
  • 『井山裕太20歳の自戦記―史上最年少名人までの17局』(日本棋院) 2010

他、多数

脚注

  1. ^ a b 第49期囲碁名人戦七番勝負 第4局第5譜”. 朝日新聞デジタル (2024年10月29日). 2024年11月2日閲覧。

参考文献

  • 囲碁とっておきの話 著者紹介

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