リタイアとは? わかりやすく解説

retire

別表記:リタイア

「retire」とは、退職する引退する棄権する引き下がる身を引く隠居する解雇する撤去する隠遁場所ということ意味する表現である。

「retire」とは・「retire」の意味

「retire」は、主に「退職する」や「引退する」といった意味の英単語である。動詞としての用法以外に、「隠遁場所」といった意味の名詞としても使われる。たいてい「退職する」や「引退する」という意味で用いられるが、「棄権する」や「解雇する」などといった意味もある。

「retire」の発音・読み方

「retire」の発音記号は、「ritáiər」である。カタカナ表記すると、「リタイア」となる。

「retire」の語源・由来

「retire」の元となっているのは、中期フランス語で「後ろ」を意味するre」と、「引く」を意味する「tirer」である。これが組み合わさって後ろ引き下がるということ意味するフランス語「retirer」となり、最終的に「retire」となった。なお、「retirer」の発音カタカナ表記すると、「ルテイレー」となる。

「retire」の活用変化一覧

「retire」の三人称単数現在形は「retires」、過去形は「retired」、過去分詞形も「retired」、現在分詞形は「retiring」となる。過去分詞形の「retiredはしばし分詞形容詞として、形容詞役割を果たす

「retire」の関連語一覧

「retirement(名詞形)」の意味


retirement」とは、「退職」「引退」「(退職引退後の)生活」「隠居」といった意味の英単語である。「retirement」は、「retire」の名詞形で、名詞以外の用法はない。

「retire」の同義語・類語


「retire」の同義語及び類語としては、「quit」「resign」「leave」が挙げられる。これらの英単語はどれも「(仕事を)辞める」という意味の英単語であるが、用いられる場面はやや異なる。まず、「retire」は、定年任期満了伴って、つまり職務上の責任最後まで果たし退職するという場面で使われる一方、「quit」は、自らの都合仕事途中で辞めるという場面で使われる。「resign」は、「quit」とほぼ同じ意味であるが、「quit」とは異なり社会的に地位の高い、重要な職業に就いている人が辞任辞職する場面で用いられる

例えば、技師辞めたことを表す場合には「The engineer quit the company.(技師会社辞めた。)」となるが、もし大統領辞任したということを表す場合には「The president resigned.(大統領辞任した。)」となる。

leave」は、比較的、様々な場面で使用される語で、前述どのような場面で適用される。つまり、先に述べた例で考えてみると、「The engineer left the company.(技師会社辞めた。)」という表現も、「The president left.(大統領辞任した。)」という表現も可能であるということになる。また、quitに関して過去形および過去分詞形は「quitted」ではなく、「quit」となる。ただし、イギリス英語はしばしば「quitted」と表記されることがある

「retire」を含む英熟語・英語表現

「be retired」とは


be retired」とは、「退職している」「引退している」「隠遁している」という意味の英熟語である。「be retired」の「retired」は、「retire」の過去分詞形で、分詞形容詞である。また、retired」は「be retired」という形だけでなく、名詞前に置かれて「退職した」「引退した」「隠遁した」「人目につかない」という意味にもなる。例えば、「retired nurses(引退した看護師)」「a retired town人目につかない街)」などが例として挙げられるまた、まれに「retired」を省略してretd」と表記されることもある。

「retire」の使い方・例文

「retire」は退職するという意味で使われることが多い。例文としては、「He retired the company.(彼は会社を[定年で]退職した。)」などが挙げられる。しかし、この文において、「he(彼)」が「他にやりたい仕事があるから」などの個人的な理由によって会社辞める場合には、「He quit the company.(彼は会社辞めた。)」となる。「He left the company.」という表現は、「彼は会社を[定年で]退職した。」あるいは「彼は会社を[自分都合で]辞めた。」のどちらの意味でも取ることができる。

リタイア【retire】

読み方:りたいあ

[名](スル)《「リタイヤ」とも》

引退すること。退職すること。「—して田舎引っ込む」

競走競技で、退場棄権すること。

「リタイア」に似た言葉

リタイア

英語 retire

マシントラブルやコースアウトなどの理由で、それ以上レース続行放棄すること。リタイア届け出して受理され時点で、正式にリタイアとなる。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

リタイア

作者内海隆一郎

収載図書一杯の歌
出版社文芸春秋
刊行年月1992.8


リタイア

作者北野文弥

収載図書おたすけおじさん
出版社近代文芸社
刊行年月1995.7


リタイア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/30 10:05 UTC 版)

リタイア

  • 現役を退くこと。引退を参照。
  • スポーツの試合などを途中で棄権すること。


リタイア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 05:10 UTC 版)

レックス・ルガー」の記事における「リタイア」の解説

WCW崩壊後は、WWA参戦アイルランドダブリンにて、盟友スティングタッグ組みマリスバフ・バグウェル組と対戦し勝利したその後スコットランドグラスゴーにて行われたPPV、The Retributionでスティングとのシングルマッチ勝利しWWA世界ヘビー級王座奪取した。しかしその一週間後、スイスチューリッヒ行われた試合王座から陥落している。 2003年ランディ・サベージ元妻エリザベスルガー自宅変死した事件のため事情聴取受けたその後TNA短期参戦した後、完全に現役引退し暫く公に姿を見せなかったが、2010年になりTV番組等へ出演引退して時が経ったせいか、かつての筋肉美厳つい表情は完全に消え別人のようになっている

※この「リタイア」の解説は、「レックス・ルガー」の解説の一部です。
「リタイア」を含む「レックス・ルガー」の記事については、「レックス・ルガー」の概要を参照ください。


リタイア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/03 18:40 UTC 版)

フォーメーションラップ」の記事における「リタイア」の解説

フォーメーションラップ走行中、トラブルによりこれ以上走行できなくなった場合はリタイアとして記録されるのが一般的である。この場合DNS(Did Not Start)として記録される日本語では「0周リタイア」と言及される場合がある。一部ではレース出走数えないとする解釈もある。 例え1991年のF1サンマリノGPでは、に足を取られスピンコースアウトしたアラン・プロスト1996年のF1フランスGPエンジンブロー起こしたポールポジションミハエル・シューマッハなどがその時点でレース諦めることになっている。 しかし1995年のF1イタリアGPでは、ポールシッターだったデビッド・クルサードコースアウトその場ストップポール不在のままレーススタートするものの、自らのコースアウトでばら撒いた砂利原因1周目多重クラッシュ発生し赤旗による中断で再スタートとなったためレース復帰、という珍しい例もある。

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