算術 (書物)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/31 03:32 UTC 版)
Jump to navigation Jump to search『算術』(さんじゅつ、希: Αριθμητικα)は、3世紀に書かれたとされる古代ギリシアの数学書。数学者ディオファントスの著書である。代数の問題130問と解が記されている。同書に記されている方程式の一部はディオファントス方程式と呼ばれる。
概要
ディオファントスが3世紀ごろに著したこの『算術』のギリシャ語版は13巻だったが、アレクサンドリアが戦禍にさらされるなどして6巻のみが現存するだけとなった。16世紀になって初めてラテン語訳がヨーロッパで刊行された。
同書のラテン語訳をフランスの数学者フェルマーも読み、最終定理などを余白に書き込んだ。その書き込みを含めた同書が刊行され、フェルマーの着想が世に出ることになった。
「算術 (書物)」の例文・使い方・用例・文例
- 算術[幾何]数列, 等差[等比]数列.
- 算術級数
- 読み書き算術
- (算術の)混合比例
- 算術の問題
- 算術をする
- 彼は算術が上手だ
- 算術家
- この問題は、算術的に簡単である
- 掛け算の逆である算術演算
- 除法の逆の算術演算
- 合計する算術演算
- 小学校の児童に提供される基礎教科(読み、書き、算術)の教育
- 単純な算術関数を実行する計算機
- 算術計算
- 一般化された算術演算の数学
- 配布の中間からの逸脱の絶対値の算術平均
- 逆数の算術平均の逆数として表されるn個の数字の平均
- 算術、音楽、幾何学、天文学を含む中世の大学のカリキュラムのより高等な学科
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