16ビットアプリケーション
別名:16bitアプリケーション
【英】16 bit application, 16 bit application software
16ビットアプリケーションとは、16ビットCPU、および16ビットOS上で動作させることを前提して作られているアプリケーションソフトウェアのことである。
例えば、16ビットOSであるMS-DOS用のアプリケーションソフトは、16ビットアプリケーションであると言える。より上位のコンピュータでもOSやCPUが互換性を持っていれば16ビットアプリケーションを扱うことができる。例えば、Windows 95は32ビットOSであるが、16ビットアプリケーションの動作にも対応可能である。
機能: | ソフトウェアアップデート スペルチェッカ スライドショー 16ビットアプリケーション 32ビットアプリケーション 64ビットアプリケーション TSRプログラム |
16ビットアプリケーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/27 07:56 UTC 版)
プロセッサ |
---|
4ビット • 8ビット • 12ビット • 16ビット • 18ビット • 24ビット • 31ビット • 32ビット • 36ビット • 48ビット • 60ビット • 64ビット • 128ビット |
アプリケーション |
16ビット • 32ビット • 64ビット |
データサイズ |
ニブル • オクテット • バイト • ワード • ダブルワード • Quadruple word |
16ビットアプリケーションとは、16ビットのCPU(プロセッサ)および16ビットのオペレーティングシステムを前提に設計されたアプリケーションプログラムである。
概要
特にパーソナルコンピュータ(PC/AT互換機)では、当初は16ビットのIntel 8088やIntel 80286 マイクロプロセッサの上で稼働した、以下のオペレーティングシステム(またはオペレーティング環境)用に書かれたソフトウェアを指す場合が多い。
- MS-DOS
- OS/2 16ビット(OS/2 1.xで採用した16ビットのAPI)
- Microsoft WindowsのWin16(Win32登場前の、16ビットのWindows API)
OS/2やWindowsの16ビットアプリケーションは、20ビットまたは24ビットのx86のセグメント方式によるアドレス表現を使用し、16ビットアドレスのみで可能な範囲(64KB)を超えて、アドレス可能なメモリ範囲を拡張した。プログラムは命令とデータに、 bytes (64KB) 以上を使用し、64KB単位のセグメントの切り替えには特別の命令を必要としたため、16ビットアプリケーションのプログラミングの複雑性は増加した。
関連項目
この記事は2008年11月1日までGFDLバージョン1.3以降の再ライセンス規約に基いていたFree On-line Dictionary of Computingにある項目の資料が元になっている。
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