Apertureとは? わかりやすく解説

aperture

別表記:アパーチャー

「aperture」とは・「aperture」の意味

「aperture」は、開口部や穴といった意味を持つ英単語である。カメラ分野では、光がカメラ内部に入る際に通過する開口部を指す。この開口部大きさ調整することで、撮影される画像明るさ被写界深度変化する

「aperture」の発音・読み方

「aperture」の発音は、IPA表記で/ˈæpɚ`ʊɚ/である。アクセント最初音節置かれ第二音節無声である。

「aperture」の語源・由来

「aperture」の語源は、ラテン語の「apertura」であり、開くことや開口部意味する。これが英語に取り入れられ現在の「aperture」という形になった

「aperture」を含む英熟語・英語表現

「aperture priority」は、カメラ露出モード一つで、開口部(aperture)を優先して設定しシャッタースピード自動的に調整されるモードを指す。

「aperture」に関連する用語の解説

「aperture science」とは

「aperture science」は、ビデオゲームPortalシリーズ登場する架空研究所である。プレイヤーは、この研究所様々なパズルを解くことが目的となる。

「antenna aperture」とは

antenna aperture」は、アンテナ受信する電磁波エネルギー集め開口部を指す。アンテナ性能は、この開口部大きさによって決まることが多い。

「numerical aperture」とは

numerical aperture」は、光学機器(例:顕微鏡レンズ)の性能を示す指標である。光の集光能力解像度を表す。

「synthetic aperture radar」とは

synthetic aperture radar」は、地球観測衛星などに搭載されレーダーシステムで、地表高解像度画像取得することができる。

「aperture(出版社名)」とは

「aperture」は、ニューヨーク本拠地を置く写真専門出版社である。写真家写真愛好家向けの書籍雑誌出版している。

「aputure」とは

「aputure」は、中国映像機器メーカーである。読み方は「アパチャー」。主にカメラ用の照明機器マイクなどの製品製造・販売している。

「aperture」の使い方・例文

1. The camera has an aperture of f/1.8.(カメラ開口部はf/1.8である。)
2. Adjust the aperture to control the depth of field.(開口部調整して被写界深度コントロールする。)
3. The telescope has a large aperture for better light gathering.(望遠鏡は光をより集めるために大きな開口部持っている。)
4. The numerical aperture of the microscope is 1.4.(顕微鏡数値開口1.4である。)
5. The antenna has a high aperture efficiency.(アンテナは高い開口効率持っている。)
6. The synthetic aperture radar can capture high-resolution images.(合成開口レーダー高解像度画像捉えることができる。)
7. Aperture priority mode is useful for controlling depth of field.(開口部優先モード被写界深度制御するのに便利である。)
8. The aperture of the lens affects the brightness of the image.(レンズ開口部画像明るさ影響与える。)
9. The size of the aperture determines the amount of light entering the camera.(開口部大きさカメラに入る光の量を決定する。)
10. The aperture setting is crucial for achieving the desired exposure.(開口部設定は、望む露出を得るために重要である。)

Aperture

読み方アパチャー

ApertureApertureとは、Apple販売している写真管理ソフトウェアの名称である。

「Aperture」は英語として、元々「開口部」や「レンズ口径」といった意味を持っている

Apertureでは、RAWデータを含む複数ファイル形式写真画像取り込み一元的管理できる複数表示モードによる画像確認管理をはじめ、ホワイトバランス輝度彩度などの調整多種多様なエフェクト用いたフォトレタッチなどを行うことができる。

2010年月に発表された「Aperture 3」では、人物写真の顔を認識判別し自動的に整理する人々機能や、GPS連携した位置情報取得可能なカメラ撮影され画像ロケーション別に整理する撮影地」機能などが、新たに追加されている。また、ブラシ機能使用して覆い焼き焼き込みポラロイド風などの風合い加えることが可能となっている。

その他、Aperture 3からFacebookFlickrなどの写真共有サービス投稿したり、iLifeiWork作成した文書挿入したり、あるいは、写真テキスト音声動画などを組み合わせてスライドショー作成したり、そのスライドショーiTunes経由してiPhoneiPodApple TV保存したり、といったことができる。Apertureで編集した写真集を、フォトブックとして冊子化する有償サービスAppleから提供されている。



※画像 / アップルジャパン株式会社
参照リンク
Aperture - (アップル
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絞り aperture


Aperture

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/01 13:41 UTC 版)

Aperture(アパーチャー、アパチャー、アパーチュア[2])は、Appleが開発・販売していたmacOS専用のデジタル写真RAW画像)の管理・編集を行うソフトウェアである。2005年10月19日にニューヨークで行われたメディアイベントでAppleにより発表された[2]


  1. ^ Aperture 3.6
  2. ^ a b アップル、Apertureを発表”. Apple Newsroom. 2021年1月16日閲覧。
  3. ^ Apple stops development of Aperture”. www.loopinsight.com. 2024年1月3日閲覧。
  4. ^ Apple to replace Aperture and iPhoto with Photos for OS X early next year”. 9to5Mac. 2024年1月3日閲覧。
  5. ^ Aperture のライブラリを写真 App または Adobe Lightroom Classic に移行する - Apple サポート (日本)”. Apple Support (2023年). 2024年1月3日閲覧。
  6. ^ アップル、Aperture 1.1を発表”. Apple Newsroom (日本). 2024年1月3日閲覧。
  7. ^ アップル、Aperture 1.5を発表”. Apple Newsroom (日本). 2024年1月3日閲覧。
  8. ^ アップル、Aperture 2をリリース”. Apple Newsroom (日本). 2024年1月3日閲覧。
  9. ^ Apple、Aperture 3を発表”. Apple Newsroom (日本). 2024年1月3日閲覧。


「Aperture」の続きの解説一覧

アパーチャー

(Aperture から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/10/05 12:09 UTC 版)

アパーチャー: aperture)とは、カメラにおけるレンズ口径のことである。アパーチュアともいう。


[ヘルプ]
  1. ^ レンズの焦点距離÷レンズの口径、F値が大きいほど開口部は小さくカメラに入る光は少なくなる。


「アパーチャー」の続きの解説一覧



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