Windowsストア
【英】Windows Store
Windowsストアとは、MicrosoftがWindows 8向けに提供するアプリケーションストアの名称である。
Windowsストアは、主にWindows 8のタッチインターフェース対応アプリケーションをはじめとした各種アプリケーションの配信チャネルとして運営される。有償・無償のどちらも含み、サードパイーティのアプリも含まれる。
Windowsストアは、Windows 8のカスタマープレビュー版の提供開始と同時に公開された。なお、MicrosoftはWindows Phone向けのアプリケーションストアとして、Windows Phoneマーケットプレースを運営している。
参照リンク
Windowsストア
アプリケーションストア: | Kindle Store Mac App Store ドコモマーケット Windowsストア |
インターネットオークション: | インターネットオークション eBay パシャオク |
Microsoft Store
![]() |
Microsoft Store![]() Microsoft Windows コンポーネント | |
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詳細 | |
種別 | ダウンロード販売 |
標準提供 | Windows 8.1, Windows RT, Windows 10, Windows 11, Xbox One, Xbox Series X/S |
置換 | Windows Marketplace |
関連コンポーネント | |
Xbox Live |
開発元 | Microsoft Corporation[注 1][注 2] |
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最新版 | |
対応OS |
Microsoft Windows 10 Microsoft Windows 11 |
サイズ | 計22.3MB[注 1][注 4] |
公式サイト |
apps![]() |

Microsoft Store(マイクロソフト ストア、旧: Windows ストア)とは、Windows 8.x/Windows RTとそれ以降のバージョンのMicrosoft Windows OS,およびXbox One以降のXbox向けOSに提供されるアプリストアである。Windows Phone 8向けの場合は「Windows Phoneストア」と呼ばれる[1]。Microsoft Storeでは、対応する環境向けのアプリケーションを配布・販売・購入することができる。また、「映画 & テレビ」からVODで配信される映像をレンタル・購入することができる。
Microsoft Surface等のハードウェア販売ストア(通信販売、Windows OS内ストアのみ[2])としても使用されている。
沿革


発表される以前からWindows 8に搭載されると噂になっていたが[3]、2011年9月13日の「BUILD 2011」カンファレンスで正式発表が行われた[4]。
同年12月6日にはサンフランシスコで行われた「Windows Store」の発表イベントで詳細が発表された[5]。
2012年2月29日にリリースされたWindows 8 Consumer Preview版と同時に一般向けにも開設された。Consumer Preview版では無料アプリのみ登録可能となっていた。
2017年11月1日より、Windows 10の「ストア」がアイコンをカラフルのものに変更し、名称が「Microsoft Store」に変更された。なお、アプリ内の機能は更新前と変化はない。 また、これと同時期にXbox OneのXbox Storeも「Microsoft Store」に変更・統一されている。また、Xbox Oneの後継機であるXbox Series X/Sにも搭載されている。
概要
デフォルトのWindows上では、スタートメニュー(スタート画面)の「Microsoft Store」(または「ストア」)と表記されるタイルからアクセスすることができる。ハードウェア上のリージョンロックは存在せず、VPNの変更や、本体地域設定の変更を行うことで支払う通貨、地域限定販売商品の購入も可能である。
ユーザーインターフェイスはModern UIが使用されており、Windows Phone 7向けアプリストア「Windows Marketplace」と似た構成をしている[注 5]。
他プラットフォームの類似サービス(後述)と同様に、専用クライアントソフトウェアを用いてオンラインストアにアクセスする仕組みになっている。
Windows 8/8.1およびWindows RT/RT 8.1ではWindows ストアアプリを、Windows 10ではユニバーサルWindowsプラットフォーム (UWP) アプリを配信することができる。
Xbox(Xbox One以降)ではOne用ゲーム(Series X/SではSeries用ゲームも使用可能。購入はどちらのハードでも可能)、Apple MusicやSpotifyのようにバックグラウンドによる音楽再生が可能なものも含むUWPアプリケーション、映画&テレビ、および後方互換に対応したXbox360/Xbox用ダウンロード作品の一部を購入できる。購入できるダウンロード版ゲームはサーバーリージョン(地域設定をXbox本体の設定で変更可)によって異なる場合がある。
Microsoft StoreはPC向けだけでなく、Windows RTをプリインストールしたタブレットなどのデバイスでも利用可能である。
しかし、Windows RTではModern UI版アプリしか実行できず、Windows ストアがそれらを入手する唯一の正式な手段となっている[6]。
Windows 11では、Microsoft Storeでのデスクトップアプリの提供もサポートされた。
Xbox Games Store
Xbox Games Storeとは、Microsoft Storeアプリのゲームタブ及びXbox.com上のストアなどのゲーム販売を行うストアの名称である。Windows上から起動する場合はWindows向けゲームしか購入・ダウンロードできない。しかし、この名称は、Microsoft自身が積極的には使用しておらず一部ゲームメーカーの公式サイトなどで、オンラインストアへ転移する際のところに書いてある名称として、使用している場合がほとんどである。これは、Microsoft Store内の一機能としての名称のため、Microsoft Storeの名称が使われることが殆どのためである。ユーザー側からも、XboxストアやMicrosoft Storeなどと呼ばれており、正式名称で使われることは少ない。
特徴
- 無料および有料のアプリを入手することができ、有料アプリは一定の試用期間を設けたり、機能制限を設けたりすることが可能。試用期間はダウンロードしたアプリケーション側で管理される。
- Microsoft Storeへのアプリの入手には、マイクロソフトによる審査を通過する必要がある。入手が拒否された場合はアプリ開発者に対してフィードバックをすることで、開発者は問題に素早く対応することができるので、修正されたアプリを素早く入手することができる。
- アプリストアはもともと携帯電話端末やスマートフォンといったプラットフォームで成熟したものであり、その発想をPC向けOSに統合したのは2011年に開始したAppleのMac App Storeが先駆けであった[要出典]。Windows ストアはそれを強く意識して作られたので、アップルが禁止しているアプリ内課金を許可する[5]などの特徴がある。
その他
Windows 10では「Windows Bridge」の一環として、デスクトップアプリをUWPアプリとしてパッケージし、ストアでの配信を可能とする"Project Centennial" (Windows Bridge for Classic Windows) が計画されている[7]。
類似サービス
- Google Play:Android向け
- Mac App Store:macOS向け
- App Store:iOS向け
- dマーケット
- BREW・EZアプリ (Java):au
- S!アプリ:ソフトバンク
- Amazon Appstore for Android
- BlackBerry App World
- Ubuntuソフトウェアセンター:Ubuntu、Debian向け
関連項目
- ダウンロード販売
- Microsoft Windows 8
- Microsoft Windows RT
- Microsoft Windows 10
- Microsoft Windows 11
- Xbox One
- Xbox Series X/S
- Windows Phone 7
- Windows Phone 8
- Microsoft Windows 10 Mobile
- Windowsランタイム
- ユニバーサルWindowsプラットフォーム
脚注
注釈
- ^ a b c [設定] → [アプリ] → [アプリと機能] → [Microsoft Store] を選択→ [詳細オプション] → [仕様] 一覧より。「Microsoft Store」アプリの右上の「…」ボタン→[設定]の「アプリの詳細情報」からも確認できる。
- ^ 実際は「発行元」(Windows の「設定」アプリ、Microsoft Storeのページ)、「提供元」(Ver.12107までの「Microsoft Store」アプリの設定)と表記。
- ^ 実際は「バージョン」と表記。
- ^
明細 アプリ 0バイト データ 22.3MB 合計使用量 22.3MB - ^ Windows Marketplaceはその後「Windows Phoneストア」に移行している。
出典
- ^ Windows Phone ストアでのアプリの入手 | Windows Phone の使い方 (日本)
- ^ “https://twitter.com/saveon27679898/status/1537415544340881408”. Twitter. 2022年6月19日閲覧。
- ^ “マイクロソフト、「Windows 8」にアプリストア搭載か--最新スクリーンショットが流出”. CNET Japan. (2011年4月13日) 2012年5月13日閲覧。
- ^ “マイクロソフト、「Windows 8」の詳細を明らかに--BUILDイベント”. CNET Japan. (2011年9月14日) 2012年5月13日閲覧。
- ^ a b “Microsoft、Windows 8の「Windows Store」の詳細を説明”. ITmedia. (2011年12月8日) 2012年5月13日閲覧。
- ^ “MS、「Windows 8」アプリストアのプレビューイベントを開催へ--米国時間12月6日に”. CNET Japan. (2011年12月5日) 2012年5月13日閲覧。
- ^ プログラマから見たWindows 10 #3 ~UWP Bridgeとは | OPTPiX Labs Blog
外部リンク
一般向け
- 公式ウェブサイト
- Microsoft Store のヘルプ
- Microsoft Store (@MicrosoftStore) - X(旧Twitter)
- Microsoft Store - Microsoft Store
開発者向け
Windowsストア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 05:05 UTC 版)
「モバイルアプリケーション」の記事における「Windowsストア」の解説
詳細は「Windowsストア」を参照 WindowsストアとはマイクロソフトによるWindows 8/Windows 10とWindows RTに対応したプラットフォームであり、Windows 8と互換性があると認証された従来のデスクトッププログラムにも対応してるが、主にタブレットやその他タッチパネル端末に対応したアプリケーションを主に配信しているが、未だにデスクトップコンピュータやラップトップのキーボードやマウスでも使用できるアプリケーションも配信されている)。
※この「Windowsストア」の解説は、「モバイルアプリケーション」の解説の一部です。
「Windowsストア」を含む「モバイルアプリケーション」の記事については、「モバイルアプリケーション」の概要を参照ください。
「Windows ストア」の例文・使い方・用例・文例
- Windows 7に対応したソフトウェア
- Windows7をインストールする
- Windows 7 64ビット用
- Windows95対応のゲームを動かしたいのです。
- Windows Vistaのセキュリティ機能を迂回する方法を研究者が公表します。
- Windows Media Player の新しいスキンを入手し、プレーヤーの外観を変えてみましょう。
- Windows系OSではアドミニストレーターアカウントがルートに相当する。
- 彼女のファーストアルバムはヒットチャートの1位にまでなった
- 彼女は重要だと判断した点をすべてリストアップした
- 考えられるすべての組み合わせをリストアップする
- 緊急に行うべきタスクをリストアップしよう。
- 様々な業界でオーバーストア現象が起きているようだ。
- 会議では名刺がマストアイテムだ。
- 彼女はその10セントストアでリップクリームを買った。
- 彼女のお兄さんはコンビニエンスストアのフランチャイザーだ。
- ユーザーフレンドリーなオンラインストア
- 彼女はドラッグストアではなくこの病院の薬局で働くことに決めた。
- 今度の休日に、新しく開店したアウトレットストアに行こう。
- 我社は、インストアマーチャンダイジングの手法で顧客の購買を高めました。
- コンビネーションストアの多くがスーパーマーケットとドラッグストアを複合させている。
- Windowsストアのページへのリンク