互換品
互換品とは、その用途上の土台となる製品の製造販売元が提供する「純正品」の代用品として、直接関連のない第三者的な立場の企業(サードパーティ)が販売している、互換性を持った製品のことである。
互換品という語は、例えばプリンタのインクカートリッジのような消耗品について用いられることが多い。互換品はいわば他社製品であるため、純正品に比べて信頼性や品質保証においていくらか引けを取るが、純正品よりはかなり廉価で販売されている、といった傾向を典型的な要素として述べることができる。とは言えその程度は製品や製品ジャンルによって異なり、純正品と互換品とでほぼ優劣の認められない場合もある。
サードパーティが製造販売する製品(サードパーティ製品)の中は、互換品に位置づけられる製品の他に、純正品に該当する製品がない独自の製品もある。
互換品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/06 01:12 UTC 版)
2015年以降は、新規に発売される主流のデジタルオーディオプレーヤーの大半が電池内蔵型となったため、次第に大手メーカーはガム型電池の製造・販売から撤退していった。その結果、ガム電池を使用するポータブルのコンパクトカセット、CDプレイヤー、MDプレイヤー等が新製品市場から姿を消すことにもなった。だが、すでに所有した機器を長年にわたり使い続けているユーザーも世の中にはそれなりの数おり、その結果、ガム型電池の部分を買い替えるユーザーもいるので、ガム型電池の需要は引き続き存在しつづけている。2018年現在でもガム型電池は購入可能で、たとえばネット通販のAmazon.com、Amazon.co.jp等でガム型電池(SONY互換のニッケル水素タイプのもの。サードパーティ製で中国製・香港製・台湾製など)が多種、販売されている。かつての正規品よりも安価で、それでいながらむしろ容量が増しているものもある。また家電量販店や電子部品小売店などでも、やはりサードパーティ製のNC-5WM互換のニッケル水素タイプのものが入手できる場合もある。
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