互換ブロック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/12 14:59 UTC 版)
「Unicodeの互換文字」の記事における「互換ブロック」の解説
互換漢字ブロックの統合漢字符号位置文字U+FA0E 﨎 U+FA0F 﨏 U+FA11 﨑 U+FA13 﨓 U+FA14 﨔 U+FA1F 﨟 U+FA21 﨡 U+FA23 﨣 U+FA24 﨤 U+FA27 﨧 U+FA28 﨨 U+FA29 﨩 いくつかのUnicode文字のブロックは完全に、もしくはほとんど完全に互換文字のみを含んでいる。これらの互換ブロックは意味的に違いのある互換文字を含んでいないので、推奨されない文字の集合へ曖昧さなしに分類できる。Unicodeはプレーンテキストの対応する互換分解を代わりに使用し、リッチテキストのマークアップで補完することを書き手に推奨している。このアプローチは、ひとつだけ例をあげれば丸付きや括弧付きの英数字の有限の集合を使うよりもはるかに柔軟で、制約が少ない。 しかし、互換ブロックに存在しながらそれ自身は互換文字ではなく、それゆえに書き手に混乱をもたらす可能性のある文字が少数存在する。"Enclosed CJK Letters and Months" ブロックは互換文字でない文字を1つ含んでいる: ‘韓国規格記号’ (㉿ U+327F) である。この記号と 12 の他の文字が互換文字のブロックに含まれている理由は不明である。“CJK互換漢字”ブロックがこれらの互換漢字ではない統合漢字を含んでいる。 これら13種類の文字は互換文字でもなければ、いかなる意味で使用が非推奨なわけでもない。 これらのブロックに含まれる他の文字のいくつかは互換分解を持たないが、明らかに従来文字コードのサポートを意図している: アルファベット表現形 (1) Hebrew Point Judeo-Spanish Varika (U+FB1E): ﬞ. これは Hebrew Point Rafe (U+05BF): ֿ の異体字であるが、Unicodeは互換分解を与えていない。 アラビア文字表現形 (4) "Ornate Left Parenthesis" (U+FD3E): ﴾. U+0029 ‘)’の異体字 "Ornate Right Parenthesis" (U+FD3F): ﴿. U+0028 ‘ (’の異体字 "Ligature Bismillah Ar-Rahman Ar-Raheem" (U+FDFD): ﷽. バスマラ (بسملة) は Teh Marbuta (ة U+0629)、Lam (ل U+0644)、Meem (م U+0645)、Seen (س U+0633)、Beh (ب U+0628)、の合字である。 "Arabic Tail Fragment" (U+FE73): ﹳ. バスマラ (بسملة) は Te 文脈依存のグリフ処理に対応していない文章システムのサポート用 CJK互換形(2種類、両方ともCJK統合漢字の U+4E36 丶 と関係) 傍点 (U+FE45): ﹅ 白い傍点 (U+FE46): ﹆ 囲み英数字(21のリッチテキスト変種) 11種類の黒丸数字(0 と 11 から 20)(U+24FF と U+24EB から U+24F4): ⓿、⓫ – ⓴ 10種類の二重丸付き数字(1 から 10)(U+24F5 から U+24FE): ⓵ – ⓾
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