LocalTalk
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 16:47 UTC 版)
「AppleTalk」の記事における「LocalTalk」の解説
初期の頃に使われた。物理層はMacなどのプリンターポートのRS-422を想定している。プリンターやモデム用のRS-422ケーブルを双方に直に挿すだけでOS標準の機能だけで2台のMacでファイル交換ができたりもした。3台以上の場合はMac本体やプリンタのRS-422の先に二股のRS-422のつく接続キットを用いる。米Farallon Computingが、両端がRS-422で中間にRJ-11コネクタの6線式電話線を2口備え、電話線が使えるようにした「PhoneNet」を開発した。このFarallon Computing式の電話モジュラーケーブルによる接続がEtherTalkが一般的になるまでは実質LocalTalkの物理層の3台以上の小規模接続の主流となった。作りが簡単なため多くの互換品が市場にでまわり、ついにApple自身もPhoneNet互換の電話線用モジュラーケーブルを利用するLocalTalk接続キットを発売していた。PhoneNetは登録商標であるため、互換品ではPhoneTalkと称する場合がある。またLoaclTalkの物理層としてRS-422の先に取り付ける赤外線が使える製品などもサードパーティーから出ていた。RS-422上でAppleTalkを使うプロトコルをLLAP (LocalTalk Link-Access Protocol) と呼ぶ。
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