物理層およびデータリンク層
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 16:47 UTC 版)
「AppleTalk」の記事における「物理層およびデータリンク層」の解説
初期は物理層のRS-422をも含めてAppleTalkと称したが、後に別の物理媒体も使えるようになったため、AppleTalkは主にプロトコルを示すものとし、物理層と分けて考えるようになった。物理層とAppleTalkパケットの間に位置するデータリンク層のプロトコルをLAP (Link-Access Protocol) と呼ぶ。 それまでのRS-422を用いたものをLocalTalkと呼び、新たに使えるようになったものをEtherTalk、TokenTalk、FDDITalk等と呼んで区別する。 LocalTalkより後のものは、IEEE 802.2によるLLC (Logical Link Control) を用いてAppleTalkのパケットをカプセル化する方法をとったため、LLCさえサポート出来ればさまざまな物理媒体が使えることとなった。結果、ずっと後に登場したIEEE 802.11による無線LAN上でもAppleTalkが利用できる。 また、これらとは別に、AppleはARA (Apple Remote Access) やOpen Transportと呼ばれるソフトウェアを開発し、これらを使えば電話回線を通じて遠隔地のMacとAppleTalkで接続できるようにした。
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