Chromebookとは? わかりやすく解説

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Chromebook

読み方:クロームブック
別名:Chromebooks,Chrome OSノート

Chromebookとは、Googleが開発した「Chrome OS」を搭載するノート型PCのことである。「Google I/O 2011」の中で初めて発表された。

Chromebookは、従来のPCとは異なり、Webブラウザ「Google Chrome」を使用してWebアプリケーションを利用することに特化したPCである。端末には外部記憶装置が搭載されていない。常時ネットワークに接続して、Gmail、Google Docs、Picasaウェブアルバム、Google Calender、といったクラウドサービスによってデスクトップアプリケーションを代替する。

また、Chromebook用にアプリケーションストア「Chrome Web Store」が提供される。これにより、多種多様なアプリケーションを利用できるようになる。

Chromebookでは、基本的に、アプリケーションのプログラムも文書ファイルもクラウド上にあり、クラウド上でメンテナンスされる。そのため、ソフトウェアのアップデートが必要なく、セキュリティ上の脅威も大幅に低減されている。また、Chromebookの端末が壊れても、容易にデータが修復できる。

Chromebookでは、基本的には常時インターネットに接続されている必要がある。HTML5のオフラインアプリケーション機能により、オフライン環境での作業に対応させることは可能である。

2011年6月15日に、欧米7ヵ国でChromebookの発売が開始された。最初に発売された端末はサムスン電子の「Series 5」で、価格は約4万円弱である。Amazon.comおよびBest Buyを通じてオンラインで購入できる。なお、6月15日の発表時点では日本での発売予定は明示されていない。


参照リンク
Chromebook - (Google)
Chromebook - (Amazon.com)
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ノート型PC:  Alienware  Aspire  オールインワン型ノートパソコン  Chromebook  Chromebook Pixel  CardBus  Centrino

Chromebook

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/09/28 03:57 UTC 版)

Chromebook
種類 ノートパソコン、デスクトップパソコン、タブレット、オールインワンコンピュータのプラットフォーム
所持会社 Google
使用開始国 アメリカ合衆国
使用開始 2011年6月15日 (2011-06-15)
ウェブサイト www.chromebook.com ウィキデータを編集
テンプレートを表示
サムスンのChromebook

Chromebook(クロームブック)は、Googleが開発しているオペレーティングシステム「ChromeOS」を搭載しているノートパソコンのシリーズである。Chromebox(クロームボックス)及びChromebase(クロームベース)は、そのデスクトップのシリーズ。

概要

Chromebookを操作する学生

Chromebookはウェブへのアクセスに重点を置き最適化されているが、インターネット接続を必要としないAndroidアプリやLinuxアプリケーション、プログレッシブウェブアプリも実行が可能[1]。さまざまなOEMによって製造および販売がされている[2]。

比較的安価なモデルが多いことや、クラウドを中心とした運用のしやすさが評価され、教育市場でのシェアが高い[3]。

日本語フォントでは、標準フォントに、Noto Sans CJK JP、サンセリフ(ゴシック体)フォントにモトヤG04明朝 (MotoyaG04Mincho)、固定幅(等幅)フォントにNoto Sans Mono CJK JP、IPAmj明朝フォントや、モリサワ製 UDも設定されている。ユーザー自ら新しいフォントのインストールはできないが、他のOSのChrome同様あらかじめインストールされているフォントの中から別のものに変更することはできる。

更新速度の違いによってStable版・Beta版・Dev版・Canary版が存在し、ユーザーの目的や嗜好によって設定の概要からバージョンの変更ができる。ただしCanary版は設定から切り替えることはできない[4]。

2017年8月には企業向けの「Chrome Enterprise」も選択できるようになっている[5]。一括管理のための管理コンソールが提供されており[6]、端末の集中管理がしやすいため、学校[7] や会社[8] での導入を Google は紹介している。2025年現在は学習用PCとして使われることもあり、学習専用端末も出てきている。そのため学習にあったスペックや自分にあったスペックのものを選ぶことができる。

2023年10月にはChromebookの上位版となるChromebook Plusが発表された[9]。CPUにIntel Core i3第12世代またはAMD Ryzen 3 7000シリーズ、8GB以上のRAM、 128GBのローカルストレージ、1080p IPS以上のディスプレイ、1080p以上のウェブカメラなどの最低限のハードウェア仕様を必要とする[10]。

特徴

ChromeOSのデスクトップ
  • HTML5 (JavaScript) などで構成されたWebアプリが動作する[注 1]。一方で、Linuxの設定をすることでLinuxアプリケーションを実行することも可能。
    • ChromeウェブストアではChromeアプリ・拡張機能が配布されているが、これらの中身は単に既存のWebアプリサイトへのショートカットである場合と、Chrome固有のAPIを用いたローカル動作する
  • 一部の製品では、Chrome OS内でGoogle Play Storeが利用できる。すなわち、Androidアプリケーションをインストールすることが可能である。(一部非対応アプリケーションあり)[11]
  • 同じアカウントでログインしたデスクトップChromeやChrome OS機との間で、アプリ・拡張機能・テーマ・自動入力・パスワードなどが同期される[注 2]。
  • OSアップデートは完全にバックグラウンドで実行される。またOSはユーザーストレージ空間から切り離されている(スマートフォンに近い)。

上記の特徴により、新品のChromebookを購入した直後やPowerwash (端末初期化) 直後でも、数分で元の環境に戻る。

  • 同スペックのWindows機と比較して動作が軽い。
  • ユーザー側でウイルス対策する必要がない。
  • Android端末とBluetoothペアリングしていればログイン時パスワード入力を省略できる(Smartlock)。
  • HID準拠のマウス・ヘッドセット等、USBマスストレージクラス準拠のUSBメモリ・外付けHDD等はそのまま使える。
  • キーボードはChrome OSに特化した固有のファンクションキーなどを備えている。
  • プリンタを直接接続することはできない。Google Cloud Print対応プリンタやChromeインストール済みのWindows/Mac/Linux機経由で印刷する必要がある。
  • Wi-Fiまたは有線ネットワーク接続のプリンタを使用できる[12] が、印刷にCUPS (旧称Common Unix Printing System) を利用するため、日本国内メーカーのプリンタは対応していないものが多い[13]。
  • Windows用ドライバのインストールが必要になる周辺機器は使えない。
  • 内蔵の光学ドライブも搭載せず、Blu-rayやDVDのビデオを再生することはできない。
  • ファイルシステムは、ダウンロードフォルダを除いてGoogleドライブに保存する前提で作られている。実際に使われるファイルのみ、自動的にクラウド上からローカルストレージに一時キャッシュされるため、扱うファイルの大きさによっては開くまで時間がかかる。一時キャッシュされたファイルはオフラインで扱える。手動でファイルをキャッシュさせることもできる。
  • Chromecastへのキャスト機能がOSにビルトインされている。
  • Chromeリモートデスクトップのクライアントは動くが、ホストにはなれない。
  • 2017年8月にはChrome OSの企業版「Chrome Enterprise」が発表され、プリンタ管理、OSアップデートの制御、盗難防止などの機能が追加されたほか、24時間365日のサポートも提供されるようになった。また、Microsoft Active Directoryにも対応しており、既存のActive DirectoryのIDなどを使用して、Windows PCと併せて一元管理可能になっている[5]。

販売

Chromebookを導入した教室

脚注

注釈

  1. ↑ Ver57以降WebAssemblyに対応した。
  2. ↑ ダウンロードフォルダ、日本語の入力設定とユーザー辞書は同期されない。

出典

  1. ↑ “プログレッシブ ウェブアプリを利用する - パソコン - Chromebook ヘルプ”. support.google.com. 2026年9月22日閲覧。
  2. ↑ “Google Chromebook : Google AI で毎日もっといろ”. www.google.com. 2026年9月22日閲覧。
  3. ↑ 株式会社インプレス (2025年7月31日). “ChromeOSが60%シェアの教育市場。Windowsはわずか10%に低下。MM総研調べ”. PC Watch. 2026年9月22日閲覧。
  4. ↑ “自動更新ポリシー”. support.google.com. 2026年6月27日閲覧。
  5. 1 2 清嶋直樹 (2017年8月23日). “米グーグルが企業向け「Chrome OS」、Windows PCからの移行促す”. 日経 xTECH. 日経BP. 2020年1月6日閲覧.
  6. ↑ Chromebook management console
  7. ↑ “学校向け Chromebook の詳細”. Google for Education. 2026年9月22日閲覧。
  8. ↑ “Chrome Enterprise - The Trusted Enterprise Browser for your Business” (英語). chromeenterprise.google. 2026年9月22日閲覧。
  9. ↑ “Google が日本向けの Chromebook Plus と ChromeOS の新機能の発表会を開催”. HelenTech (2024年10月29日). 2026年9月22日閲覧。
  10. ↑ “新しい Chromebook Plus が登場。 Gemini や編集マジックが簡単に”. Google (2024年6月26日). 2026年9月22日閲覧。
  11. ↑ Chromebook に Android アプリをインストールして使用する - Chromebook ヘルプ
  12. ↑ プリンタを設定する - Chromebook ヘルプ
  13. ↑ chromebookから既存プリンタを使って印刷する方法
  14. ↑ “A new kind of computer: Chromebook”. Google Official Blog. 2011年5月11日. 2022年11月3日閲覧.
  15. ↑ Dylan McGrath (2011年6月28日). “Googleのクラウド指向を具現化する「Chromebook」、成否はハードウェアが握る”. EE Times Japan. Translated by 滝本麻貴. ITmedia Inc. 2022年11月3日閲覧.
  16. ↑ 多和田新也 (2014年7月17日). “エイサー、8.5時間駆動の11.6型「Chromebook C720」を国内で発売”. PC Watch. 株式会社インプレス. 2022年11月3日閲覧.
  17. ↑ 劉尭 (2014年11月11日). “デル、Chromebook 11を個人向けに販売開始”. PC Watch. 株式会社インプレス. 2022年11月2日閲覧.
  18. ↑ 多和田新也 (2014年11月11日). “日本エイサー、Chromebookを13日より一般発売”. PC Watch. 株式会社インプレス. 2022年11月2日閲覧.
  19. ↑ Google Chromebook - ノートパソコン、セパレートタイプ、タブレット(Google)
  20. ↑ “Chromebook; Laptops For Home”. ASUS Ireland. 2022年11月3日閲覧.
  21. ↑ “Chromebook; 노트북 노트북”. ASUS 한국. 2022年11月3日閲覧.
  22. ↑ “Chromebook; Laptops For Home”. ASUS Singapore. 2022年11月3日閲覧.
  23. ↑ “/ Acer Chromebooks”. Acer Inc.. 2022年11月3日閲覧。
  24. ↑ “ASUS Chromebook Laptops; Laptops For Home”. ASUSTeK Computer Inc.. 2022年11月3日閲覧。
  25. ↑ “Chromebook Laptop Computers”. Dell Inc.. 2022年11月3日閲覧。
  26. ↑ “HP Chromebooks”. HP Development Company, L.P.. 2022年11月3日閲覧。
  27. ↑ “Lenovo Google Chromebook Laptops”. Lenovo. 2022年11月3日閲覧。
  28. ↑ “Samsung Chromebooks”. SAMSUNG. 2022年11月3日閲覧。
  29. ↑ 尾村真英 (2020年5月7日). “AOpenが「Chromebook Commercial Tab 10」を発表。商用で堅牢性重視、VESAマウント付き”. HelenTech. HelenTech. 2022年11月3日閲覧.
  30. ↑ “FMV Chromebook”. Fujitsu Client Computing Limited. 2022年11月3日閲覧。
  31. ↑ Frederic Lardinois (2015年4月1日). “Hisense And Haier Launch $149 Chromebooks”. TechCrunch. Yahoo!. 2022年11月3日閲覧.
  32. ↑ Nate Ralph (2015年4月11日). “Hisense Chromebook review: A cheap Chromebook that cuts the right corners”. CNET. a Red Ventures company. 2022年11月3日閲覧.
  33. ↑ “LG 크롬북 노트북 11TC50Q-EC10K LG전자”. LG Electronics.. 2022年11月3日閲覧。
  34. ↑ “Poin2 Lab.”. Poin2 Lab.. 2022年11月3日閲覧。
  35. ↑ Dan Ackerman (CNET News) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子 (2014年3月18日). “Chromebookは本当に企業で使えるか?”. CNET Japan. 朝日インタラクティブ. 2022年11月3日閲覧.
  36. ↑ アイティメディア株式会社 (2024年5月23日). “Next GIGAで学習用端末のOSシェアが大きく変わる? PCメーカーやプラットフォーマーの動き【後編】”. ITmedia PC USER Watch. 2024年5月23日閲覧。
  37. ↑ 清嶋直樹 (2017年8月10日). “Chromebookは本当に企業で使えるか?”. 日経 xTECH. 日経BP. 2020年1月6日閲覧.
  38. ↑ 清嶋直樹 (2017年8月2日). “「Windows 7の9割はChromebookへ移行する」、東急ハンズ”. 日経 xTECH. 日経BP. 2020年1月6日閲覧.
  39. ↑ “/ Chromebook”. Acer Inc.. 2022年11月3日閲覧。
  40. ↑ “Chromebook ノートパソコン ノートパソコン”. ASUSTeK Computer Inc.. 2022年11月3日閲覧。
  41. ↑ “Chromebook ってなに?なにが出来るの?”. HP Development Company, L.P.. 2022年11月3日閲覧。
  42. ↑ “Chromebook ノートパソコン、PC、Chromebook タブレット”. Lenovo. 2022年11月3日閲覧。
  43. ↑ “GIGAスクール 教育向け端末”. NEC Corporation. 2022年11月3日閲覧。
  44. ↑ “Dynabook Chromebook C1の特徴”. SHARP. 2022年11月3日閲覧。
  45. ↑ 『国内メーカー初のコンシューマ向けChromebook 「FMV Chromebook 14F」「FMV Chromebook WM1/F3」を発売開始』(プレスリリース)富士通クライアントコンピューティング株式会社、2021年11月16日。2021年12月14日閲覧。
  46. ↑ 大河原克行 (2021年12月2日). “【大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」】 なぜ富士通ブランドのChromebookが誕生したのか?「FMV Chromebook 14F」の狙いを聞く”. PC Watch. 株式会社インプレス. 2022年11月2日閲覧.
  47. ↑ “NEC Chromebook for テレワーク”. NEC Corporation. 2022年11月3日閲覧。

関連項目

外部リンク



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