Google_Guiceとは? わかりやすく解説

Google Guice

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/08 02:45 UTC 版)

Google Guice
開発元 Google
初版 2007年 (17年前) (2007)
最新版
7.0.0 / 2023年5月13日 (14か月前) (2023-05-13)
リポジトリ
プログラミング
言語
Java
対応OS クロスプラットフォーム
種別 DIフレームワーク
ライセンス Apache License 2.0
公式サイト github.com/google/guice
テンプレートを表示

Google Guice(グーグルジュース[1])は、コンピュータソフトウェア技術の1つであり、Google社によりApache Licenseでリリースされた、Javaプラットフォーム向けのオープンソースソフトウェアフレームワークである。アノテーションを使用したJavaオブジェクトへの依存性の注入 (DI) をサポートしている[2]

Guiceではインタフェースと実装クラスをプログラム上で紐付け、コンストラクタメソッド、またはフィールド@Inject アノテーションを使用して注入することができる。あるインタフェースに対して1つ以上の実装が必要な場合、実装を識別するためのカスタム・アノテーションを作成し、それを用いて注入を行う。

アノテーションを用いるDIフレームワークとしては早期に登場したGuiceは、2008年の第18回Jolt Awards英語版においてLibraries, Frameworks and Components部門の勝者に上げられている[2][3]。また2011年にリリースされたGuice 3.0は、Jakarta EEのDI仕様の一つであるJSR 330のリファレンス実装とされている[4]

関連項目

参考文献

  1. ^ 第6回 DIフレームワークGuiceで,さらばXML!”. 注目のJavaフレームワーク詳細解説. ITPro (2007年7月20日). 2011年1月11日閲覧。
  2. ^ a b Guice (Google), Reviewed by Michael Yuan, retrieved 2010-04-09.
  3. ^ 18th Annual Jolt Award winners (Internet Archive)
  4. ^ Google Guice 3.0を利用したアノテーション駆動による依存性注入”. InfoQ (2011年4月24日). 2014年2月28日閲覧。

外部リンク


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