依存性の注入とは? わかりやすく解説

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依存性の注入

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/27 04:32 UTC 版)

依存性の注入(いぞんせいのちゅうにゅう、: Dependency injection)とは、あるオブジェクトや関数が、依存する他のオブジェクトや関数を受け取るデザインパターンである。英語の頭文字からDIと略される。DIは制御の反転の一種で、オブジェクトの作成と利用について関心の分離を行い、疎結合なプログラムを実現することを目的としている。


  1. ^ Dependency Definition & Meaning - Merriam-Webster”. Merriam-Webster. 2022年9月3日閲覧。 “: something that is dependent on something else especially : a territorial unit under the jurisdiction of a nation but not formally annexed by it”
  2. ^ 『Seasar2で学ぶ DIとAOP アスペクト指向によるJava開発』技術評論社、2006年8月9日。 
  3. ^ 『オブジェクト指向設計実践ガイド ~Rubyでわかる 進化しつづける柔軟なアプリケーションの育て方』技術評論社、2016年9月2日。 
  4. ^ a b c d Java開発を変える最新の設計思想「Dependency Injection(DI)」とは”. ITPro (2005年2月18日). 2014年2月20日閲覧。
  5. ^ Java EE 6: Understanding Contexts and Dependency Injection (CDI), Part 1”. オラクル (2010年5月25日). 2014年2月20日閲覧。
  6. ^ Microsoft.Extensions.DependencyInjection Namespace | Microsoft Docs


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依存性の注入

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/11 01:34 UTC 版)

オブジェクト指向分析設計」の記事における「依存性の注入」の解説

依存性の注入 (dependency injection) の基本的な考えは、あるオブジェクトが何か別のオブジェクトへの参照をもつことに依存しているのであれば依存される側のオブジェクト依存する側のオブジェクトに「注入」する、ということである。例えば、データベース接続表現するオブジェクト必要なオブジェクトがあるのであれば、そのオブジェクト内でデータベース接続オブジェクト生成するではなく、そのオブジェクトコンストラクタ (新たなオブジェクト生成する際に呼び出される手続き) への引数 (パラメタ) として、データベース接続オブジェクトをそのオブジェクトに渡すのである

※この「依存性の注入」の解説は、「オブジェクト指向分析設計」の解説の一部です。
「依存性の注入」を含む「オブジェクト指向分析設計」の記事については、「オブジェクト指向分析設計」の概要を参照ください。

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