フィールド (計算機科学)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/26 20:08 UTC 版)
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計算機科学におけるフィールド(英: field)とは、レコードと呼ばれる複合的なデータ構造の一部分を形成する各要素のことであり、分離されたデータ項目である[1]。フィールドは領域や欄といった意味を持つ。例えば、コンピュータではDate (日付) というデータ構造を、3つの異なるフィールド: Year (年), Month (月), Day (日) の集合によって表現することもある。
- データベースレコードの集合としてのリレーショナルデータベースの配列データは行とも呼ばれる。各々のレコードは様々なフィールドからなり、すべてのレコードの同一フィールドは列を形作る。
- オブジェクト指向プログラミングでは、フィールドはクラスや構造体などに直接宣言される任意の型の変数であり[3]、オブジェクト内にカプセル化されたデータである。そのため、言語によってはデータメンバー(data member)とも呼ばれる。クラスのメソッドがオブジェクトへの操作を担うのに対して、フィールドはオブジェクトの状態を表す。通常のフィールドはインスタンス変数(instance variable)と呼ばれることもあり、オブジェクトのインスタンスごとに存在する。一方静的フィールド(static field)はクラス変数(class variable)とも呼ばれ、クラスのすべてのインスタンスで共有される一つの変数である。
- 構造体やレコードのような単純なデータ集合型を定義する機能をサポートしない言語において、クラスで代用する場合、フィールドをクラス外部に公開して直接操作できるようにすることもあるが、一般的にはカプセル化の促進および機能拡張時のメンテナンス性向上などの観点からクラス外部には公開せず隠蔽する。
- フィールドは、プログラミング言語によっては、メンバー変数(member variable)と呼ばれることもある。さらに言語によっては、フィールドとメソッドの中間に位置する概念として、プロパティ(property)をサポートするものもある。
脚注
脚注
出典
関連項目
- クラス (コンピュータ)
- メソッド (計算機科学)
- インスタンス変数
- クラス変数
- プロパティ (プログラミング)
- 構造体
- キーフィールド
- タプル(n-tuple)
「フィールド (計算機科学)」の例文・使い方・用例・文例
- 彼は関心をフィールド競技に移した
- フィールドサービス株式会社
- 男は中折れ帽をかぶりチェスタフィールドを着ていた。
- ホールデン・コールフィールドは自伝とフィクションを結合した作品の登場人物の一例だ。
- 当社は今年フィールドマーケティングを重視している。
- データフィールドの数値は0から255の間で定義できます。
- 今日もフィールドワークがあります。
- フィールドエンジニア業務は、勤務経験のあることが応募条件となります。
- 「なにかのユニフォーム?」「そ!あたし、フィールドホッケーやってるから」
- ホワイト氏はスプリングフィールドのあるホテルの支配人でした。
- オールブラックスがフィールドに現れると、観衆の声がウオーンと響き渡った。
- 競技場[フィールド競技]種目 《やり投げ・跳躍など》.
- 群衆は観客席から群がり出てフィールドに殺到した.
- グラウンドの違反する位置にいるというミス(フットボール、サッカー、アイスホッケー、フィールドホッケーなどで)
- 彼は、ボールを捕らえ、ダウンフィールドを15ヤード走った
- バットで打たれたボールで、競技フィールドの幅を定義する線(ファールライン)の間にボールがとどまっていない状態
- フットボールで、ボールが落ち、グラウンドに触れるときに蹴られたときの(フィールド・ゴールについての)キック
- フットボールの試合を始めたり、得点のあとに再開したりする、フィールドの中央からのキック
- 規定の大きさを持ったフィールドで行われる屋外のゲーム
- フィールドで行われるアイスホッケーに類似しているゲーム
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