フィールドゴール (ゲーム)とは? わかりやすく解説

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フィールドゴール (ゲーム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/19 01:17 UTC 版)

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フィールドゴール
ジャンル ブロックくずし
対応機種 アーケード[AC]
プレイステーション2[PS2]
開発元 タイトー
発売元 タイトー
人数 1人~2人交互プレイ
発売日 [AC]1979年
[PS2]2007年3月29日
その他 PS2版はタイトーメモリーズII 下巻に収録
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フィールドゴール』 (Field Goal) はタイトーから1979年にリリースしたアーケードゲーム。ジャンルはアクションゲームである。『ブロックくずし』アレンジしたゲームだが、アメリカンフットボールをモチーフにしている。

登場キャラクター

パドル
パドルコントローラで操作、ボールを跳ね返す。ゲームが進むと短くなる点も『ブロックくずし』と同じだが、型は長方形でなく、隅を丸めた長円形。色は1プレイヤー側がピンク、2プレイヤー側が緑で、得点表示域も同種の色分けがされている。これは『インベーダー』など、当時のタイトーのゲームに共通して見られる特徴である。
ボール
オレンジ色で、フットボールに使われるヤシの実のような型をしている。飛び方自体は通常の『ブロックくずし』と同じ。エキストラを狙えるチャンスになると、ボールがパドルに短時間固着し、ゴールを狙いやすくなる(このアイデアは後年、同社のブロックくずし『アルカノイド』でも使われる)。ただしゴールに入らないと固着時間がどんどん短くなる。
ヘルメット
ゴールの周囲を外側から赤・青・黄色の順に包囲し、ゆっくり進んでいる。ボールを当てると消え、外周より内周の方が得点が高いが、1列全て消すとまた1列補充され、パドルが短くなっていく。
選手
ゲームが暫く進むと、パドルとヘルメットの間に登場。フィールドを動き回り、相手を馬鹿にするような笑い声を出してボールを跳ね返す。色と背番号に何種類かが存在し、ボールが当たるとゴールの点数が増える。時間がたつと消えるが、ボールが頭に当たっても倒れて消える(この場合ゴールの点数は増えない)。
ゴール
フィールドの最上部に位置。選手に当てたり、ゴールにボールを入れるたびにボーナス点が増えていく(ミス後に加算)。ボーナス点が1000点以上になるとボールを打ち返す度に『「エキストラ」⇔ボーナス点』と表示が交互に切り替わる。「エキストラ」と表示されている状態でゴールにボールを入れればBGMが鳴り、エキストラボールが1つ追加される。

その他

  • ゲーム開始時にもBGMが鳴るが、1プレイヤーと2プレイヤーでBGMが異なる。また演奏中はリズムにあわせて得点表示域も点滅する。
  • 文字表示はディップ(内部)スイッチの切り替えにより、英語と日本語(カタカナ)の切り替えが出来る。ゲームセンターでの流通時は、ほとんどが英語表示だった。また日本語はゲーム終了時、ゲームオーバーでなく「ゲームガ、オワリマシタ」と出る。
  • 当時は『スペースインベーダー』や『スピードレース』と共に、タイトー系のゲームセンターでは最もよく設置されていたゲームだった。
  • タイトーは、ブームの終わった『インベーダー』のアーケードゲーム基板が大量に残ったため、ほとんどのゲームがインベーダー基板の流用だったが、このゲームは流用でなく、独自の基板を使用していた。このため『インベーダー』のように動くとキャラの色が変わることはなく、それぞれのキャラに一つの色がついている。

関連作品

  • サーカス - タイトーからのライセンス生産名は『アクロバット』。三色の障害物をパドル操作で破壊して行き、一列全て無くなるとBGMが鳴り補充される点は、『フィールドゴール』への影響が見られる。
  • フリーキック - 1987年に日本システムが開発し、セガ(後のセガ・インタラクティブ)が販売したリメイク作品で、題材となるスポーツがサッカーに変更されている。

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