VBAのセキュリティ問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 02:20 UTC 版)
「Visual Basic for Applications」の記事における「VBAのセキュリティ問題」の解説
他の一般的なプログラミング言語と同様に、VBA では悪意のあるマクロウイルスを作成できてしまう。VBA では、セキュリティ機能のほとんどは作成者ではなくユーザーの手に委ねられる。VBA のホストアプリケーションでは、ユーザーはオプションを事前に設定でき、マクロをアプリケーションで実行できないようにしたり、ドキュメントのソースが信頼できる場合にのみ VBA コードを実行するアクセス許可を付与したりして、攻撃から身を守ることができる。 Office 2000 SP3以降はセキュリティが強化され、初期設定ではVBAマクロは無効化されている。そのため、マクロを含むファイルを開いただけでプログラムが実行されることはないが、設定次第でセキュリティレベルを下げることもできてしまう。また、Office 2007 以降に一般的となった新しいファイル形式 (.xlsx など) ではマクロを含むことができないので、安全性がより高まった。
※この「VBAのセキュリティ問題」の解説は、「Visual Basic for Applications」の解説の一部です。
「VBAのセキュリティ問題」を含む「Visual Basic for Applications」の記事については、「Visual Basic for Applications」の概要を参照ください。
- VBAのセキュリティ問題のページへのリンク