VBAの歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 02:20 UTC 版)
「Visual Basic for Applications」の記事における「VBAの歴史」の解説
VBA は 1993年 (日本では1994年) に MS Excel 5.0 で初めて発売された。それは瞬く間に開発者の間で、Excel を使用して企業ソリューションを作成するツールとして成功を収めた。AccessBASIC とWordBASIC を置き換え、Microsoft Project、Access と Word に VBA が搭載されたことで、VBA はより一般的になった。 VBA 4.0は、以前のものと比較して完全にアップグレードされたメジャーリリースとなった。1996年にリリースされ、C++で書かれ、オブジェクト指向言語となった。 VBA 5.0 は、1997年に MS Office 97 に含まれるすべての製品と共に発売された。ただし、VBScript を実装した Outlook 97 は例外。 VBA 6.0 および VBA 6.1 は 1999年に発売され、特に Office 2000 の COM アドインをサポートした。 VBA 6.2 は Office 2000 SR-1 と共にリリースされた。 VBA 6.3 は Office XP と一緒にリリースされ、VBA 6.4 では Office 2003、VBA 6.5 は Office 2007 でリリースされた。 Office 2010 には VBA 7.0 が搭載された。VBA 7 には、64 ビットサポート以外に、VBA 6.5 と比べて開発者向けの新機能はない。ただし、VBA 6.5/Office 2007 以降、マイクロソフトは他のアプリケーション向けの VBA のライセンスを停止した。 Office 2013、Office 2016、および Office 2019 には VBA 7.1 が搭載されている。
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