WordBASICとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > WordBASICの意味・解説 

WordBASIC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/17 06:29 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
WordBASIC
登場時期 1989
開発者 マイクロソフト
影響を受けた言語 QuickBASIC
プラットフォーム Microsoft Windows, Mac OS X
ライセンス 商用 プロプライエタリ・ソフトウェア
テンプレートを表示

WordBASICは、ワープロ用にカスタマイズされたMicrosoft QuickBASICのサブセットである。 Windows 版 Word 6.0 または Word 95 で利用できたが、Word 97のリリース時に、 Visual Basic for Applications(VBA)に置き換えられた。 VBAとは対照的に、WordBasicはオブジェクト指向ではなく、約900のコマンドのフラットリストで構成されていた[1]

Word 2000 では、WordBasic のマクロを含む Windows 版 Word 6.0 または Word 95 のテンプレートを開くと、マクロは Visual Basic のモジュールに自動的に変換される[2]。 マクロ内の各 WordBasic ステートメントおよび関数は、対応する WordBasic メソッドに変換される。

サンプルコード

次のコードスニペットは、「Hello、World!」の例でWordBasicとVBAの違いを示している。

例: [3]

WordBasic:

Sub MAIN
FormatFont .Name = "Arial", .Points = 10
Insert "Hello, World!"
End Sub

VBA:

Public Sub Main()
  With Selection.Font
    .Name = "Arial"
    .Size = 10
  End With
  Selection.TypeText Text:="Hello, World!"
End Sub

脚注




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  WordBASICのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「WordBASIC」の関連用語

WordBASICのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



WordBASICのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのWordBASIC (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS