subordinate
「subordinate」とは、下位・従属のことを意味する英語表現である。
「subordinate」とは・「subordinate」の意味
「subordinate」が形容詞として使われる場合、下位の、次位の、劣ったという意味を持つ。「subordinate to~」のように、前置詞「to」と共に用いて、「~より下位で」といった意味合いの表現になる。また、従属する、付随する、服従するという意味合いも持つ。この場合も、前置詞「to」と一緒に「subordinate to~」という表現にすると、「~に従属して」といったニュアンスになる。名詞として用いられる場合は、従属者、部下、属官を意味する。その他には、従属するものという意味合いも持つ。なお、「subordination」も、「subordinate」に名詞化する接尾辞「-ion」を加えて、従属という意味を持つ名詞だ。軽視という意味も持ち合わせている。動詞として用いる場合は、下に置く、従属させるといった意味になる。「subordinate A to B」で、「AをBの下に置く」という意味を表す。また、軽視するという意味合いも持っており、「subordinate A to B」という前置詞「to」を用いた表現で、「AをBよりも軽視する」といった意味になる。
「subordinate」に、否定を意味する接頭辞「in」を加えた「insubordinate」は、従順でない、反抗するといった意味合いになる。形容詞の他に、名詞として使われることもあり、その場合は反抗者などと訳される。また、名詞化させる接尾辞「-ion」を加えた「insubordination」は、不従順、反抗などの意味を持つ。
「subordinate」の発音・読み方
「subordinate」の音節は、「sub・or・di・nate」となっている。発音記号は「səbɔ'ɚdənət」で、「サァボォアダァナァトゥ」と発音する。なお、アクセントは「ボォ」の部分にくる。「subordinate」の活用変化一覧
動詞として使われる場合、現在分詞形は「subordinating」、過去形は「subordinated」、過去分詞は「subordinated」である。三人称単数現在形は「subordinates」となる。名詞の場合、複数形は「subordinates」のように、語尾に「-s」が付く。「subordinate」の語源・由来
ラテン語で「~の下に」を意味する「sub-」と、「順序に置いた」という意味の「ordinatus」が語源とされている。ここから、「下位に置く」を意味するラテン語「subordino」を経て、「subordinate」へと形を変えていった。なお、「ordinatus」は、順序だった連続、整列という意味合いを持つ「ordo」からできた言葉である。「subordinate」の覚え方
覚え方としては、コアイメージから捉える方法が挙げられる。「subordinate」の語源は、「sub-(~の下に)」と「ordinatus(順序に置いた)」であり、そこから「~の下に置く」というコアイメージにつながっている。つまり、そこから「下位の」「従属の」といった意味につなげられる。「subordinate」の類語
「下位の」のように、重要度やランクの観点から見て低い様子を表す際は、類語として「low-level」が挙げられる。「部下」といった意味合いの場合、類語としては「underling(部下)」「foot soldier(部下、歩兵)」「subsidiary(部下、子会社)」などの言葉が当てはまる。「subordinate」の対義語
従属するという意味の場合、対義語としては「control(支配)」や「independence(独立)」などが当てはまる。上位といった意味合いの場合は、「superior(上位の)」などといった表現が挙げられる。「subordinate」を含む英熟語・英語表現
「subordinate clause」とは
文法において、「subordinate clause」は、従属節という意味を持つ。これに対し、「main clause(主節)」という表現もある。
「subordinating conjunction」とは
文法における、従属接続詞のことを指す。例えば、「although」や「because」などの単語が挙げられる。
「subordinate」の使い方・例文
「subordinate」を使った例文は、下記の通りである。・The issue he raised is subordinate to the problem of wage increases.(彼が挙げた問題点は、賃金アップの問題ほど重要ではない。)
・He is subordinate to my mother.(彼は、母の部下だ。)
・I was offended by the attitude of my subordinates.(私は、部下の態度に腹が立った。)
・She didn't have enough subordinate materials, so she decided to buy more.(補助材料が足りず、彼女はまた買い足すことにした。)
・When you work for a subordinate company, you have to understand the intentions of the parent company as well.(子会社で働いていると、親会社の意向もくみ取らなければならない。)
・I want you to color the subordinate clause with a marker.(従属節をマーカーで色付けしてほしい。)
「subordinate」の例文・使い方・用例・文例
- 等位接続詞 《and, but, or, for など; ⇔subordinate conjunction》.
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