99Basic
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/12 00:39 UTC 版)
99Basic(キューキューベーシック)は、1999年に飯田崇之が個人で開発したBASIC言語の処理系である。通常は "BASIC" と全て大文字で綴るが、開発者自ら "99Basic" と表記している。Windows上で動作するN88-BASIC系のインタプリタである。
概要
N88-BASIC、MSX-BASIC、Sord M5 BASICなどを参考に開発されており、いずれとも完全互換ではないが、基本的にはほぼN88-BASIC互換となっている。一見DOS窓のような外観で、通常起動時の画面サイズは640×400ドットであるが、サイズは可変であり、最大1024×1024ドットまで扱える。RS-232Cがサポートされ、インターバルタイマ割り込みなども実装されており、機械語プログラムも使用できる。構造化プログラミングのための拡張などはなく、行番号を用いるオーソドックスな仕様となっており、キャッチフレーズは "前時代的BASICの決定版!" である。
当初はシェアウェアであったが、2002年にフリーウェアとして公開された。このときのバージョン 1.19 で開発は停止しているが、動作は安定しており、インタプリタとしては高速である。
出典
- 99Basic Interpreter - 開発者のサイト。99Basicのダウンロードが可能。
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99Basic
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 07:24 UTC 版)
「N88-BASIC」の記事における「99Basic」の解説
Windowsベースのフリーウェア。互換性は高い方ではないが、インタプリタとしては高速。
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