DISK-BASIC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/22 16:01 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動DISK-BASIC(ディスク ベーシック)とは、スタンドアロンBASICの一種で、ディスクの操作に対応したものを言う。専用のディスクから起動するものが多い。ファイルシステムや、ファイルの入出力、管理といった機能を持ち、OSとしての側面を持つ。ファイルシステム管理機能の一つとして、ディレクトリ内のファイル一覧を表示するコマンドfiles
[1]
[2]があり、ファイル一覧を印刷するためのコマンドlfiles
がある。また、ファイルとしてASCII形式で保存されたBASICプログラムと現在実行中のBASICプログラムをマージするコマンドとしてmerge
がある[3]。
これに対して、内蔵ROMから自動的に起動するものをROM-BASIC(ロム ベーシック)と呼ぶことがあった。
MSXなどの場合は、インターフェイスに拡張ROMが搭載され、起動時にそれはシステムに組み込まれるため起動デバイスはROMであってもDISK-BASICであるなど、その起動する媒体を必ずしも指し示すわけではない。
脚注
- ^ Gdx and Pgimeno and others (2020年5月18日). “MSX Resource Center”. 2020年11月3日閲覧。
- ^ “PC-8801保全情報” (2012年3月4日). 2020年11月3日閲覧。
- ^ Gdx (2020年6月3日). “MSX Resource Center”. 2020年11月3日閲覧。
関連項目
|
DISK-BASIC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/02 07:56 UTC 版)
「MSX-BASIC」の記事における「DISK-BASIC」の解説
本体またはカートリッジスロットにフロッピーディスクドライブが存在する場合、それらの内蔵ROMにより拡張されたDISK-BASICが起動した。物理的にドライブが1台の場合でも、ワークエリアは2台分確保される。CTRLキーを押しながら起動することで1台分に制限され、空きエリアを増やすことができた。また、SHIFTキーを押しながら起動するとフロッピーディスク環境は一切無効化され、従来のROM-BASICの空きエリアを前提としたアプリケーションが実行できた。
※この「DISK-BASIC」の解説は、「MSX-BASIC」の解説の一部です。
「DISK-BASIC」を含む「MSX-BASIC」の記事については、「MSX-BASIC」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- DISK-BASICのページへのリンク