学歴
(大卒 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/27 00:05 UTC 版)
学歴(がくれき、英:Educational background)は、個人の学業上の経歴を表す用語[1]。
注釈
出典
- ^ 広辞苑 第五版【学歴】
- ^ “International Standard Classification of Education”. Education Policy and Data Center. 2016年12月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 平凡社『世界大百科事典』第五巻 p.189【学歴社会】
- ^ The Human Use of Human Beings (1950, 『人間機械論』 みすず書房)、P50
- ^ マリー・ドュリュ=ベラ 『フランスの学歴インフレと格差社会: 能力主義という幻想』2007
- ^ https://www.oecd-ilibrary.org/sites/0c0b63ae-en/index.html?itemId=/content/component/0c0b63ae-en#:~:text=Educational%20attainment%20and%20employment%20rates,OECD%2C%202021%5B3%5D).
- ^ “学歴別にみた初任給”. 厚生労働省. 2017年10月7日閲覧。
- ^ “「放送大がなかったら心が折れていた」難関大中退の女子大生が抱く夢〈AERA〉(AERA dot.)”. Yahoo!ニュース. 2019年6月20日閲覧。
- ^ a b c d e f 筑波大学の図書館情報メディア研究科で社会情報学やコミュニケーション思想史を教えている[1] 後藤嘉宏による評価・分析。[2]http://www.slis.tsukuba.ac.jp/~ygoto/jouhoutoshokugyou20070302-1.pdf
- ^ 太田肇(2022)『日本人の承認欲求:テレワークがさらした深層』新潮社。
- ^ a b 天野郁夫『学歴の社会史…教育と日本の近代』(初版)平凡社〈平凡社ライブラリー〉(原著2005年1月6日)、pp. 63-76,80-81,84-88,145-174,186-190,343-357頁。ISBN 4-582-76526-2。
- ^ 最終学歴とは? 中退や在学中の場合はどうなる? 履歴書の書き方を解説 マイナビエージェント、2022年12月19日
- ^ a b 九鬼太郎『“超”格差社会・韓国』扶桑社、2012年。
大卒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 06:29 UTC 版)
大卒者の雇用環境もこの時期に厳しく悪化した。リクルートワークスの調査によれば、1991年をピークに求人倍率は低下傾向で推移し、2000年にはついに1倍を下回った。多少の変動はあるものの、2002年を谷とする景気の回復に伴い求人数が増加するまで、長期間にわたって雇用環境は厳しい状況となった。 その結果就職率も惨憺たる状況となった。学校基本調査によれば、1991年の81.3%をピークに低下を続け、2003年には55.1%(専門学校の就職率は76%)と最低記録を更新し、就職氷河期の中でも最も就職率の低い時期となった。2000年には大学卒業者の22.5%が学卒無業者であった。 また、この1990年代以降には、幸運にも新卒や新卒相当で正社員の地位にありつけたとしても、たまたま求人があった全く畑違いの業種に飛び込まざるを得ない状況もあり、本人の志望や専門とはかけ離れ、大学の専門教育で身に付けた知識や能力が役に立つ機会があるとは到底思えない(不完全雇用)、本意とは到底考え難い仕事しか選ぶ事ができなかった者や、総合職や専門職の新卒の正社員として就職できぬまま単純労働者や非正規雇用となった高学歴者が、様々な業種の末端で見られるようになった。就職難のため、大学卒業後に専門学校などの教育機関にさらに通う(ダブルスクール)者も増え、意図的に大学卒業の手続きを取らずに留年して就職活動を継続する「就職留年」をする者もいる。
※この「大卒」の解説は、「就職氷河期」の解説の一部です。
「大卒」を含む「就職氷河期」の記事については、「就職氷河期」の概要を参照ください。
「大卒」の例文・使い方・用例・文例
- >> 「大卒」を含む用語の索引
- 大卒のページへのリンク