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太田肇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/01 06:41 UTC 版)

太田 肇(おおた はじめ、1954年12月8日[1] - )は、日本組織学者。専門は組織論、組織社会学。経済学博士同志社大学政策学部教授。

来歴

兵庫県出身[1]神戸大学大学院経営学研究科修了。三重大学人文学部助教授、滋賀大学経済学部教授を経て、2004年同志社大学政策学部教授。

日本における組織論の第一人者として知られ、個人尊重を理念に掲げながら学界のほかマスコミ等でも広く発言している。1990年代から著書で個人の意欲・能力生かす「間接統合」[2]や「インフラ型組織[3]を提唱する一方、1996年に刊行された『個人尊重の組織論』[4]から話題作『「承認欲求」の呪縛』まで、承認欲求と人間行動をテーマにした著作や研究成果を多数発表している。著書は韓国などアジアでも評価が高く、『承認欲求』『「ネコ型」人間の時代』『「承認欲求」の呪縛』はいずれも韓国版が出版されている。また著書は近年、大学入試問題として頻出している。

主な著書

脚注

  1. ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)304頁
  2. ^ 太田肇『プロフェッショナルと組織』(同文舘出版、1993年)、太田肇『日本企業と個人』(白桃書房、1994年)
  3. ^ 太田肇『仕事人(しごとじん)と組織』(有斐閣、1999年)
  4. ^ 太田肇『個人尊重の組織論』(中央公論社、1996年)78-85頁

関連項目

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